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んえっ!?最高だぁ…✨️ 1話目では、コメント 出来なかった…ごめんね 失恋したあとに身体の関係を… 最高…そして、atくんが ブラコンだとぉ!!! 神様です…ありがとう… 次回も楽しみにしてる!
更新きたぁぁぁぁぁ!!!!!もう通知見た瞬間にっこにこで飛んできたよ!! あっとくんブラコン良きですなぁぁ!かわいい!!あきぷりもちょっと良さげな雰囲気でてるじゃーん?🤤後処理とか朝ごはんとかスパダリか!?かっこよ!このまま好きになれ!!! 学校でぷりっつくんと会うの気まづくはないけど悲しくなるのはあるよね!まだ好きって気持ちが残ってるんだよね!🥲今後の展開が気になるぅぅぅ!
うえへっへぇっへぁっえ 😏😏 ブラコンat兄最高ですね 😏😏 ( きもい ) ak ... 優しすぎます ... いけめそ ... 後処理もしてくれて !! 朝ごはんも !! きゃーいけめん !! atくんからのLINEの通知止まらない時にakん家って言ったら分かったって落ち着くのakのこと滅茶苦茶信頼してる感あってめちゃ好きです 🫶🏻🫶🏻 prちゃんやっぱりまだmzたんの事好きですよね😭😭
主。
主。
主。
主。
Pr
俺はふと目覚めて、視界にうつる天井が自分の部屋ではないことに戸惑う
Pr
少し混乱して俺がきょろきょろと左右を見回した結果 ここがAkの家の居間だということはわかった
しかし、どうして俺は家に帰らずにここで夜を過ごしたのかと 必死で思い出そうとしていると、キッチンの方からいい匂いがしてきた
Pr
Ak
Ak
Pr
しばらく彼の言葉の意味するところを考えていると、 俺は昨日自分の身に起こったことを思い出した
Pr
Ak
Pr
Ak
そう言って悲しげに笑うAkの顔を見て、 俺の心もMzのことを思い出してぎゅっと苦しく締め付けられる
Pr
Pr
Ak
Ak
Pr
何も知らない人が見れば体の交わりを持つもの同士の生々しい会話
でも、俺たちにとっては辛い現実を全て考えずにいられる 本能的で都合のいい悦びの確約だった
Ak
Pr
Ak
オレの返事に、Akはにこりと笑って了承の言葉を返す
この時の俺には、ただのシャワーを浴びる浴びないの判断が 割と重要だったと後々気づく羽目になることなんか知る由もなかった
Ak
Akは俺の朝ごはん用にと用意してくれたらしい 手に持っていた彼の手作りフレンチトーストをローテーブルに コトンと丁寧に置きながら俺にこんなことを聞いてくる
Pr
Ak
Pr
Akに言われてスマホに意識を向ければ、 その小さな端末はブーブーと延々と通知音を鳴らして振動している
Pr
Ak
Pr
Pr
そういえば言い忘れていたが俺の自慢の兄である彼には一つだけ欠点がある
とにもかくにもブラコンで、俺のことになると全く周りが見えなくなるのだ
Pr
Ak
Pr
Pr
Ak
Pr
Ak
Pr
Ak
Pr
Ak
Akはそう叫んでいつも通りの明るい笑顔を浮かべるが、 笑いすぎて瞳からこぼれ落ちたように見える彼の涙の理由を俺は知っている
自分の初恋の人と自分の弟のバカップルを見せつけられたのだ、 それなのに彼が無邪気に笑えるわけがない
Pr
Ak
Ak
そんなふうに笑って自分の苦しみを飲み込んで 相手に手を差し伸べられてしまうAkはかっこよくて、 やっぱりこいつとMzは兄弟なんやなと思う
Pr
とはいえ俺ばっかり慰めてもらうのは申し訳ないので、 俺は自分の苦しみを一緒に受け止めようとしてくれている彼に言った
Pr
Pr
Pr
俺は昔At兄が泣きじゃくる俺にしてくれたように、 相手の体をぎゅっと抱きしめてよしよしとその自分より高い頭を撫でる
Ak
Pr
Pr
Pr
Ak
Pr
俺の言葉に今度はちょっとだけ心の底から微笑んだAkは、 弟を見守る兄のように優しく目を細めて俺の頭を撫でながら言った
Ak
Pr
その優しい声と仕草に、俺の中でかすかに、でも確かに何かが変わる音がした
Ak
Pr
絶え間なく通知を鳴らすスマホを手に取って、俺はAt兄とのチャットを開いた
Pr
At
At
At
Pr
Pr
At
At
At
At
Pr
At
Pr
俺が帰ってこなかったため不安なのか At兄は完全にブラコンモードになっており、これ以上この話を続けても 平行線になるだけなので俺は早々に話題を変えた
Pr
Pr
Pr
At
At
At
とりあえず彼は落ち着いてくれたようなので、俺は安心して返信する
Pr
At
俺がスマホを閉じて顔を上げると、 ニコニコと人のいい笑顔を浮かべているAkが視界に入った
Ak
Pr
Pr
Ak
Pr
Ak
Ak
Pr
Pr
Ak
Pr
Ak
Pr
Ak
Pr
しばらく二人で笑い転げていると、Akはあっと思い出したように立ち上がる
Ak
Ak
Pr
俺が今日の科目を伝えるとAkは部屋に向かい、 教科書と制服を抱えて俺の所まで戻ってきた
Ak
Pr
俺がAkの教科書をパラパラとめくりながらそういうと、 彼はニコッと笑って「よかった」とつぶやいた
Ak
Ak
Pr
Ak
Pr
Pr
Ak
Ak
Ak
Pr
Ak
俺の頭をわしゃわしゃと撫でる彼に気分が良くなって、 俺は準備を済ませたあと上機嫌で高校に向かって歩き出した
Pr
Pr
Pr
失恋した翌日なのに気分が弾んでいる理由が、 Akが俺を気遣って楽しい雰囲気にしてくれたからだってことには、 当時の俺では全くもって気がつくことができなかった
俺があくびをしながら教室の扉を開けて教室の中に入ると、 ピンク色の髪の毛の小柄な男子が飛び出してきた
Kty
Pr
Pr
Kty
Pr
Pr
Kty
Kty
Pr
Pr
Kty
俺の自慢にKtyがぶーぶー文句を言っていると、 後ろから誰かに手を置かれた
Mz
Pr
Kty
相変わらずのかっこよくてキラキラした笑顔を浮かべているMzに 俺の胸はドキドキと高鳴るが、それと同時に ちょっとだけはにかむような笑みを浮かべている彼に嫌でもわかってしまう
Mz
Pr
Mz
Mz
彼の気持ちが向いているのは、俺じゃないって。
Pr
Pr
Mz
Pr
Kty
Kty
Kty
Pr
Mz
Kty
Mz
Kty
Mz
Kty
Mz
Mz
Pr
彼は絶対友達同士のノリで言っているのに、 “デート”という言葉に早鐘を打ってしまう自分の心臓が 憎たらしくってしょうがなかった
Kty
Kty
Mz
不満そうな顔をしているMzに笑いながらKtyが俺の手を引き、 Mzには聞こえないようにこっそり囁いた
Kty
Pr
Kty
Kty
Pr
俺の苦しみがMzに悟られないように気遣ってくれる友人に 感謝の気持ちを感じながら、俺は言った
Pr
Kty
Kty
Pr
Kty
二人でくだらない世間話をしながら購買に向かう俺たちを、 Mzがじーっと見ている気がした
Mz
Mz
Mz
Mz
Mz
この時の俺は、まさかこんなところから あのブラコンで過保護なAt兄に情報が漏れるとは それこそ夢にも思っていなかった