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北神のアジトにて

北神 新

銅の花階級に昇格できたが、問題は次だ

花澤 華子

うん…

北神 新

銀の花階級のボス、百川レイは政治家の百川秋彦の娘だから…

花澤 華子

相手は政治家の娘かぁ…

北神 新

かなり、難しいと思う

花澤 華子

うん…

花澤 華子

それに、私、庶民だし…

北神 新

あぁ、厳しいかもな…

2人が次の昇格戦に向けて悩んでいると…

池澤 明子

あら、考え中だったかしら

花澤 華子

明子…なんで、ここが?

池澤 明子

気づかなかった?

花澤 華子

池澤 明子

あんたをつけてきたの

花澤 華子

え…なんで…明子が?

池澤 明子

あんた、たまたま銅の花階級に昇格できただけで、凄い喜んでるけど…

花澤 華子

池澤 明子

我々、銀の花階級には昇格させないわ!

池澤 明子

財力のない、貧乏人に、銀の花階級の役割が務まるわけがない!

北神 新

ちょっと、お前…

池澤 明子

あなたは口挟まないで!

北神 新

池澤 明子

まぁ、好きにしな

池澤 明子

どうせあんたは、このまま、ずっと我々銀の花にこき使われるわ

そして、明子は去っていった

花澤 華子

そうだよね…

花澤 華子

私なんて、この学園にいらないよね…

北神 新

なにを言ってるんだ!君は…

花澤 華子

だって、本当のことじゃない!

北神 新

ま、まぁそれは…

花澤 華子

私、帰る

北神 新

ちょ、華子待てよ

花澤 華子

待たない!帰る

北神 新

華子…

華子はアジトを後にした

そして、

3ヶ月後

家に引きこもっていた華子のもとに、一輪の花が届いた

差出人は…

「須藤 魔魅子」

となっていた

一輪の花の横に、手紙がついていた

「しばらく、学校に来てないあなた」

「良いニュースがあるわ」

「明日、私の所に来なさい」

「北神 新という男と一緒に」

「以上」

翌日

トントン

須藤 魔魅子

どうぞ

花澤 華子

失礼します

北神 新

失礼します

須藤 魔魅子

おお、北神 新!久しぶりだな

北神 新

花澤 華子

それで、何の用事ですか?

須藤 魔魅子

ああ、それはな

須藤 魔魅子

私とあなた、地位を交換しないか?

花澤 華子

え?

須藤 魔魅子

その代わり、条件として、北神 新は私の元で働いてもらうわ

須藤 魔魅子

いいわよね?

花澤 華子

花澤 華子

は、はい…

須藤 魔魅子

では、決まりね

須藤は席を立ち、座っていた玉座に華子を座らせた

須藤 魔魅子

どうだ?座り心地は?

花澤 華子

あ、あぁ、とてもいいです

須藤 魔魅子

そうか、ならよかった…

須藤 魔魅子

では、楽しんでね!華子さま

花澤 華子

は、はい…

須藤 魔魅子

北神、行くぞ

北神 新

はい

数分後

百川レイが明子と共にやってきた

百川レイ

おめでとうございます!華子さま

池澤 明子

華子!おめでとう!

花澤 華子

う、うん…

池澤 明子

今日空いてる?

花澤 華子

う、うん…

池澤 明子

じゃあお祝いパーティしようよ!

花澤 華子

え…でも…

池澤 明子

遠慮しなくていいの!行くよね?

花澤 華子

花澤 華子

まぁ、いいけど…

池澤 明子

じゃあ、決まりね!

その頃、北神 新は…

須藤 魔魅子

もっと強く!

北神 新

はい!

須藤の背中を流していた

須藤 魔魅子

もっと激しく!ゴシゴシしないと!

須藤 魔魅子

皮膚の汚れはとれないよ!

北神 新

はい!

須藤 魔魅子

そうよ!その調子!

北神 新

ありがとうございます!

北神 新

では、ここも…

須藤 魔魅子

お尻はいいわ

北神 新

いいんですか?やんなくて

須藤 魔魅子

ええ

北神 新

俺、上手いですよ

北神 新

お尻洗うの

須藤 魔魅子

あら、そう?

北神 新

はい

須藤 魔魅子

じゃあやってもらおうかな

北神 新

はい!わかりました!

須藤 魔魅子

須藤 魔魅子

ヒャッ!

須藤 魔魅子

くすぐったいわ

北神 新

どうです?もっとやります?

須藤 魔魅子

もういいわ

北神 新

そうですか…

その夜

池澤 明子

華子の学園トップ就任を記念して!

池澤 明子

お祝いパーティを開きます!

宇賀谷 仁志

おめでとうございます!

道政 龍

おめでとうございます!

花澤 華子

あ、ありがとう…

池澤 明子

では、乾杯!

花澤 華子

待って!私、お手洗い行ってきます

池澤 明子

あら、わかったわ

数分後

花澤 華子

ごめん、待った?

池澤 明子

いえ、全然

池澤 明子

では、改めて乾杯!

宇賀谷 仁志

乾杯!

道政 龍

乾杯!

花澤 華子

か、乾杯!

数時間後

池澤 明子

では、そろそろ…

花澤 華子

私、眠くなってきちゃった

池澤 明子

あら、大変

道政 龍

自分、送ってきましょうか?

花澤 華子

送ってくれるの?

道政 龍

ああ、もちろん

池澤 明子

では、そろそろお開きにします

池澤 明子

華子は龍に送ってもらってね

花澤 華子

はい…ありがとうございます

道政 龍

いえいえ

数分後

道政 龍

着きましたよ、ご自宅に

花澤 華子

え?ふわぁー

道政 龍

今起きましたか

道政 龍

着き…

花澤 華子

龍…いい名前ね

チュッ

花澤 華子

私、あなたのこと…

道政 龍

さ、家入りましょ

花澤 華子

うん…

花澤 華子

最後にもう1回

チュッ

道政 龍

では、さようなら

花澤 華子

さようなら

翌日

北神 新

華子!大変なことになってる!

北神 新

早く、アジトにこい!

花澤 華子

うん…わかった

数分後

北神 新

華子!今朝ニュース見たか?

花澤 華子

いや…見てない

北神 新

お前、昨日の夜、男とキスしたのか!

須藤 魔魅子

あらあら、この学園のトップが…

須藤 魔魅子

いや、銅の花階級の貧乏人が男とキスだなんて、もってのほかよ

須藤 魔魅子

罰として、あなたは停学よ

花澤 華子

え…

須藤 魔魅子

明日から学校にこないように

花澤 華子

はい…わかりました

数日後

つづく

この作品はいかがでしたか?

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