TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

広間

京極が広間に着いてから何分か経った頃、“それ”は起こった

危なかったですね、危うく最終ラウンドができない所でしたよ…

京極正宗

…?

ゲームマスターとその部下らしき人物がエレベーターから何か大きなものを抱えて出てきたのだ

よく見るとそれは眠っているフェリシアーノだった

京極正宗

(どうしてフェリシアーノさんが…?)

しばらく会話を聞いていると、どうやら心中を図り後追いをしようとしているのが監視カメラに映っていたらしく

ゲームの続行が不可能になるのを防ぐために、殴ってから睡眠薬を染み込ませた布で口を覆い強制的に意識を飛ばし、運び込んだらしい

しかし睡眠薬の特性なのかフェリシアーノの本能がそうしたのか、すぐに目が開いた

京極正宗

(あら)

偶然にも目が合った

悲しそうな、絶望の渦に呑まれたような

そんな淀んだ目をしていた

京極正宗

フェリシアーノさん、大丈夫?

フェリシアーノ

神聖ローマ…は……あ…

京極正宗

落ち着いてくださいまし、貴方の命は助かっていますわ

京極がそう言うと、フェリシアーノは悲しそうな表情で京極を見た

フェリシアーノ

あっ、ごめんね
そっか、そうだよね、俺“は”助かったんだよね

引き攣った顔と握りしめる手

そうよ、と頷いたが何かを察した

さて、ついに最終ラウンドだな

すっかり聞き慣れてしまった声が後ろから聞こえ、二人は振り向いた

モニター越しではなく、生身の肉体

顔こそよく見えなかったが、確かにモニターに映っていた人物は人間だった

ゲームマスター

お前ら二人は1/9の確率で選ばれし二人だ
誇りに思って良い

フェリシアーノ

誇りになんて思えな─────え、二人…?

ゲームマスター

そうだ、二人だ
間違ってはいないだろ?

二人は顔を合わせた

お互いに緊張しきった顔だ

京極正宗

その……▓▓▓▓さんは?

ゲームマスター

は?そんな奴、最初からいなかったぞ?

フェリシアーノ

いや、いたってば、絶対に
なんなら俺話したもん

ゲームマスター

幻覚じゃないか?さて、時間もないし─────

いたってば!!

フェリシアーノの叫んだ言葉が広間でこだまする

フェリシアーノ

確かに存在しているはずなんだよ、消さないでよ!

フェリシアーノ

酷いよこんなの!

泣きそうになるフェリシアーノをゲームマスターは軽く叩いた

ゲームマスター

だから

ゲームマスター

初めからいなかったんだ、お前の気が狂っただけなんだ

ゲームマスター

もう時間も無いし、4階に上がれ

背中を思いきり押され、二人はエレベーターへと乗った

4階に上がると、途端に心臓の鼓動が速くなったのを感じた

胸を押さえながら一歩一歩踏み出していると、つま先に何かがぶつかった

京極正宗

おっと…

フェリシアーノ

大丈夫?

京極正宗

ええ

躓いてよろけた京極を支え、再び歩き出そうとしたが、京極は突如として止まった

フェリシアーノ

ん?どうしたの?

京極正宗

あの…変なこと聞いていいかしら

フェリシアーノ

…?うん、いいよ

気まずそうな表情で口を開いた

京極正宗

何でこんなところに血塗れの水道管なんて落ちているのかしら…

その一言でフェリシアーノの鼓動はさらに加速した

京極正宗

フェリシアーノさん…?

フェリシアーノ

あ、いや…ごめんね

しかし、再び部屋へと歩き出した時、嫌な予感は当たってしまった

404号室のドアの隙間から、ブロンドの髪の毛がちらりと覗いていたのだ

恐る恐る近づき、鉄臭いドアノブに手をかける

鍵はかかっておらず、すんなり開いた

フェリシアーノ

─────!!

京極正宗

─────!?

……へぇ、見たんだ

【404 not found】 ファイルの読み込みに失敗しました 修復しますか? ▶ ̶д̶а̶ нет

推し(&その他周辺キャラなど)を集めてデスゲームしてみた

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

5

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚