テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

振り返ってはいけない

一覧ページ

「振り返ってはいけない」のメインビジュアル

振り返ってはいけない

1 - 振り返ってはいけない

♥

100

2019年08月12日

シェアするシェアする
報告する

カップ

今回は

カップ

CAR LIFEさんからの

カップ

リクエストを受けて

カップ

心霊系のホラーを書きます

カップ

それではどうぞ

カップ

タイトルは

カップ

振り返ってはいけない

シンジ

はぁ…

シンジ

塾疲れたー

シンジ

あ!速くしないと

シンジ

夜飯の時間に遅れる!

シンジ

今日はこの道を使うか

これは

シンジ

近道らしいし!

俺が子供の時に

シンジ

なーんか不気味だし暗い

体験した話

シンジ

入るか!

その道に入ってから しばらく歩くと

看板がありました

そこには

シンジ

振り返ってはいけない?

シンジ

なんだこれ?

シンジ

ま!いっか!

俺は気にせずに歩き続けました

辺りに響くのは

俺の足音だけでした

いや………

だけのはずでした

俺は歩いていくうちに

俺の足音と重なるように

背後から足音がするのです

シンジ

?誰だ?

シンジ

でも…

シンジ

振り返ってはいけないって

俺は気にせずに歩き続けました

嫌な予感がしたからです

でもそれは

俺と距離をちぢめ始めました

やがて

その「誰か」の息づかいが 聞こえるくらいに 近づいてきました

はぁ…はぁ…はぁ…

俺は怖くて

怖くて

声が出せなくなりました

俺は走り出しました

やがてその「誰か」の足音は

聞こえなくなりました

シンジ

はぁ…はぁ…

シンジ

なんだったんだ?

そのときでした

ピロリンピロリン

俺の携帯電話が

なりはじめました

着信のようでした

シンジ

?着信?

シンジ

誰からだ?

シンジ

出てみるか

出てみると

聞いたことのない声で

少女

ねぇ……

少女

どこに……

少女

いるの?

シンジ

誰……ですか?

電話は切れました

俺は携帯の電源を

つけようとしました

ですが

充電がないことに

気がつきました

また声が出せなくなりました

もう一度着信音が

なりました

耳障りな

聞きたくもない音で

ビロリンビロリン……ビロリン

俺は怖くなりました

なぜかというと

背後から着信音が

聞こえてくるからです

ふと…着信音が途絶えました

すると………

少女

ねぇ……

少女

見つけたよ

少女

あなたのこと

少女

いま

少女

あなたの後ろにいるよ

少女

ねぇ

少女

振り向いてよ

少女

ねぇ…ねぇ

俺は怖くて走り出しました

少女の声は

遠のいていきます

シンジ

はぁ…はぁ…はぁ…

シンジ

怖いよ…お母さん…

すると……

背後からお母さんの声が

聞こえました

お母さん?

大丈夫だよ

お母さん?

シンジ……

お母さん?

お母さんが

お母さん?

お母さん?

お母さん?

お母さん?

お母さん?

お母さん?

お母さん?

お母さん

いや

「誰か」が言った言葉は

低くてしゃがれている

ゾンビのような

声でした

俺は走り出しました

出口が見えてきました

シンジ

はぁ…はぁ!

道を抜けると

そこにはお母さんが

待っていました

シンジ

おかあさーん!

泣きながら

事情を話すと

お母さん

もう大丈夫

励ましてくれました

お母さんがなぜここにいたのか

聞いてみると

お母さん

足りないものを買いにいった
帰りだったの

といいました

あの道で振り返ったら

どうなったか

わかりません

ただ

俺は二度とあの道を通らない

そう誓いました

この作品はいかがでしたか?

100

コメント

10

ユーザー

ありがとうございます!

ユーザー

とりまハート連打?しとく

ユーザー

ありがとうございます!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚