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未定義
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ヨラ@低浮上
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47
これからの話の主人公を選んで下さい。 リク◀ カイ クウ
「リク」決定で宜しいですか?
はい ◀ いいえ
承りました。「カイ」が主人公の場合の物語をご覧頂きましょう。
…もう質問はいいでしょう。
こんな、ただの孤独な観測者に。
…では、どうぞ
クウ
クウの表情が分かりやすく曇る。
分かるんだ。…知りたくなくても。
…別のルートを示せたならば
こんな身勝手な運命を振り払えたならば
……そんな、ルートがあるのなら
俺は間違いなくそれを望みたい。
カイ
カイの顔がパッと輝く。
…俺も、自分の意見をいいたいけど。
もう少しまとまってから、の方がいいかな。
リク
カイ
リク
…これで
クウの考えは簡単には曲がらないけれど
少しでも、抵抗を感じてくれたら。
…そう考えた時、頭の中で映像が始まった
場所は同じ
人は誰一人違う。
そんな不思議な映像だ。
――――――――――――――――――――――――――――――
→200
リク
カイ
クウ
状況は同じ…か
…ここの部屋の不思議な画面から変わり、黒く止まった画面になったのを認識して直ぐ後。
意識は途絶え、誰かの記憶のような映像がスタートした。
クウ
カイ
リク
…特徴。
銀髪の青年は翼。
金髪の奴はエラと尾。
そして…この視点のやつが多分陸の生贄。
前の生贄…か?
クウ
クウか…。こいつ
随分と不安げな声と顔でそういった
小柄なその体を震わせて…怯えているようだ。
カイ
リク
…何で。
冷たすぎやしないのではないか?
ここが幾ら仲が良かったって。
………ここは、異常だ。
クウ
リク
カイ
…嘘だ、嘘付き。
ここの3人。みーんな嘘付きだ。
クウ
嫌だ、嫌だ。
この空気…嫌だ。
冷たい、重い、重い。
あまりにも…重すぎる。
リク
カイ
…
こいつらは、22歳。クウは21歳。…もう成人してるのか。
はは…。ずっとずーっと。空気が重い。
こんなの、耐えられないや。
クウ
カイ
クウ
カイ
リク
クウ
2人が突き放した彼は、クウは…
そのまま扉を開け、出ていった。
……映像は、まだ続いていた。
リク
カイ
…ここ、クウの書斎じゃないか?
本は…違うけど。
配置とか棚の数とか…。大体一緒な気がするんだ。
リク
この生贄も本が好きなのだろうか。
…いや、…………まて。
…この生贄…リクは、ロープを取り出した。
……そして、天井のライトに括りつけて。
…………首を。ロープに掛けた。
……いや、いやだ。
なんで、こんな…。
リク
リク
止めようと思い、声を出したら現実だった。
…いや、今のも現実…。か
何とも気分が悪くなる夢…だったな。
カイ
リク
リク
カイ
カイはどうなんだろうか。
あんなものを…見たのか?
いや、にしては明るい気がする。
そんなことを考えながら言葉を交わしていると、クウが目を覚ました。
クウ
リク
クウ
取り敢えず…3人揃ったか
…話したく、ないな、さっきの事は。
カイ
質問…されたな。
クウは黙って何か考えている。
…カイは、何か思いついているようだ。
俺は…。バレないように表情を作る。
いつもの俺、の表情を。
リク
クウ
リク
クウ
嘘だ。嘘。
ほんとはどうでも良くなんてない。
ずっと嘘を重ねても。それが「俺」ならば
幸せに繋がる、ならば。
……俺はそれでもいいじゃないか?
コメント
7件
うわ、これは……重いですね。選択肢で「リク」を選んだはずなのに、なぜかカイ視点に切り替わる仕掛け、しかもリクが読者を「孤独な観測者」と断じる冒頭——もうこの時点でゾクッとしました。過去の生贄たちの映像、特にリク(過去)が首を吊ろうとするシーンは息が詰まるようでした。そして今のリクが「嘘を重ねても幸せならそれでいい」と選択するのが、この物語の根っこのテーマを感じさせて、すごく切ない。エンド分岐がどう繋がるのか、続きが気になります。