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主。
主。
主。
⚠️軽い流血表現があります、苦手な方はご注意を!!⚠️
主。
主。
武力で宝石を取り返す、と叫んだ彼にそっくりな青年は、 パチンと指を鳴らして他の3人をなんらかの術で光の球体に閉じ込めた
Mz
Tg
Kty
Pr
Pr
Ak
Pr
Ak
Ak
Pr
Ak
Pr
Pr
Ak
オレの渾身の叫びをものともせず、 相手は取り出した剣を構えて攻撃しようとしてきた
Ak
反射でその攻撃を避けたオレをみて、 Prーのすけにそっくりな青年はへぇ、とつぶやいた
Pr
Pr
Ak
Kty
Tg
Mz
Pr
Tg
Mz
Pr
Pr
Tg
Mz
Pr
Kty
Pr
Tg
Pr
Mz
Pr
3人と会話をしながらも的確にオレに攻撃を加えていた 青年の刃の軌道が、かすかにブレた
Ak
Pr
相手は自分の頭をぶんぶんと振って何かを振り払うと、 先ほどと同じように攻撃を加えてくる
Ak
オレがあまりにも美しい剣技に驚いていると、 彼もそんなオレを見て驚いたような表情を浮かべる
Pr
Ak
Pr
Pr
Pr
Ak
Ak
見た目がそっくりなのも相まって、 目の前の青年がPrーのすけに見えて、上手く剣を振るえない
Tg
Mz
Kty
3人が何かを話しているのが聞こえた時、 青年の向こう側にある物陰に中年男性がいることに気がついた
Ak
海賊
海賊
服装を見る限り、おそらくこの男性はこのアジトに住み着いている 海賊の一味なのだろう
Pr
青年が、中年男性に気がついている様子はない
Mz
Tg
Kty
物陰から出てきた中年男性はそろりとこちらに近づいてきて、 ニヤリと笑って青年に向かって剣を振り下ろす
考えるよりも先に、体が動いた
Ak
Pr
青年に向かって振り下ろされた凶刃から青年を守るように、 オレはその身体を抱きしめて男性が振り下ろす剣を避ける
しかしそれを完全に避けきることができず、 その剣先はオレの背中にビッと赤い線を描いた
Ak
Pr
Mz
Mzちがそう言いながら何らかの呪文を叫ぶと、 Mzちを閉じ込めていた光の球体が消えて、 彼の指先から強力な魔法が放たれた
海賊
床に崩れ落ちた男に脈があるのを確認したMzちは、 その辺に転がっていたロープでそいつを柱に縛り付ける
先ほどまでオレと交戦していた青年は、 自分を抱きしめたまま床にうずくまるオレを茫然と眺めていた
Ak
Pr
Ak
Pr
絞り出すようにそういった青年に、オレは笑って答える
Ak
Ak
Pr
Pr
Mz
そう言いながらMzちは、 KtyちとTgちゃんを光の球体から解放した
Tg
Mzちにお礼を言ったTgちゃんはオレに回復魔法を使ってくれた
自分が使った術がMzちにいとも容易く破られたのに驚いているのか、 青年はずっと目を見開いて固まっている
Ak
Pr
Pr
Pr
Ak
Ak
Pr
彼はしばらくごにょごにょと1人で何かを呟いていたが、 意を決したように、そして何かを期待するようにオレに名前を伝える
Pr
Ak
名前も同じ、言動も似てる
どんどん高まっていく可能性にオレがもしかして、と 心臓を高鳴らせながら大きな期待を抱いていると、 Prと名乗った青年は決定的な一言を言ってくれた
Pr
その言葉で期待が確信に変わったオレは、 あふれる喜びのままに先ほど男性から庇うために抱きしめていたその身体を ぎゅっ、と昔と同じようにさらに強く抱きしめた
Ak
Pr
Pr
Ak
Ak
Pr
Pr
Pr
Ak
Ak
Pr
そういって嬉しそうに、でも申し訳なさそうに笑っているPrーのすけは、 記憶の中の彼となんら変わりはなかった
Pr
Ak
Ak
Pr
Pr
Ak
Tg
Tg
そういって少し寂しそうにしているTgちゃんに、 そういえば最初の旅の目的はPrーのすけだけだったなと思い出す
Ak
Ak
Mz
Ak
Mz
Pr
Kty
Ak
オレがそういうと、Prーのすけは一瞬迷っているような表情を見せた後、 こんなことを言ってきた
Pr
Ak
Pr
Pr
Pr
Pr
Pr
Tg
Kty
Mz
じいっ、とおねだりをするように上目遣いでこちらを見ている 誰よりも大好きな親友のそんな姿に、 オレの中から断るという選択肢が消えかける
Ak
Ak
とはいえオレは一応勇者であるので他の3人のことも考えて断ろうとした時、 この前お互いの事情を共有したTgちゃんから全力のサポートが入った
Tg
Ak
それに同調するように、Mzちからも援護射撃が放たれる
Mz
しかし、Ktyちは少し複雑そうな顔をしていた
Kty
Kty
Kty
Ak
さっきから何かを考えている様子のKtyちに、 Tgちゃんが言った
Tg
Kty
Tg
Kty
Kty
Tg
Tg
そう言いながら、Tgちゃんは少しニヤニヤしながら オレとPrーのすけを交互に見る
Ak
Pr
Tg
Kty
Tg
Kty
Tg
Kty
Kty
Tg
Tg
Kty
Kty
Tg
Tg
Ak
Mz
Ak
Kty
Ak
とても優しい3人にオレは感動しながら、 会いたくてやまなかった大好きな親友に向き直った
Ak
Ak
Pr
Pr
Prーのすけは宝の山からレッドオーブを取り出して、 大事そうに抱えながらオレたちに言った
Pr
Ak
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