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それから数ヶ月
あの日出会った野良猫は 小春により「みかん」と命名され
山都家の一員として 幸せに暮らしていた
山都小夏
山都小春
山都小夏
山都小夏
山都小夏
みかん
山都小夏
山都小夏
みかん
みかんは小夏に言われると 駆け足で大輝が眠る 寝室にかけて行った
山都小春
山都小夏
山都夏輝
山都大輝
みかん
みかんは扉の隅にに造られた 小さな扉から抜き足差し足で 忍び込む
みかん
みかんはそう叫ぶと 大輝の顔に覆い被さる
山都大輝
みかん
山都大輝
山都大輝
山都大輝
みかん
山都大輝
山都大輝
山都大輝
大輝は顔にしがみつく みかんを振り解く
山都大輝
山都大輝
みかん
みかんはすぐさま リビング向かって走り去る
山都大輝
山都大輝
山都大輝
山都夏輝
山都小春
山都大輝
みかん
山都大輝
山都大輝
みかん
山都大輝
山都大輝
山都大輝
みかん
山都大輝
山都大輝
山都大輝
山都大輝
みかん
みかんを追っかける大輝と それから逃げ惑うみかん
山都大輝
山都大輝
山都大輝
山都大輝
みかん
山都夏輝
山都小春
山都小春
山都夏輝
山都小夏
山都小夏
山都大輝
大輝は小夏に言われ 食器を台所へ持って行く
山都小春
山都夏輝
山都小夏
小夏はみかんを抱き抱え 猫吸いをする
みかん
山都小春
山都小春
山都夏輝
数日後の深夜
みかん
みかんは皆が寝静まった頃
家の中を歩き回っていた
みかん
みかんは戸棚に並べてある クロ、ハル、ルプの写真を 黙って見つめている
みかん
クロ
みかん
みかんは驚きながら 声がする背後に振り向く
ルプ
ハル
ハル
みかん
みかんは驚いた様子で 目の前のクロたちと 写真を何度も交互に見る
みかん
みかん
クロ
ハル
ルプ
ルプ
みかん
みかん
クロ
クロ
クロ
みかん
みかんはクロに言われるがまま 前足でクロに触れようとする
しかし前足には感触はなく すり抜けてしまった
みかん
みかん
クロ
ハル
みかん
みかん
ルプ
みかん
みかん
クロ
みかん
ハル
みかん
ルプ
みかん
クロ
みかん
クロ
クロ
みかん
ハル
ルプ
みかん
クロ
ハル
ルプ
みかん
足早に立ち去ろうとする クロたちをみかんが呼び止める
クロ
みかん
ハル
みかん
ルプ
みかん
みかん
クロ
みかん
みかん
クロ
クロ
みかん
クロ
クロ
クロ
みかん
ルプ
ハル
ハル
ハル
ハル
ハル
みかん
クロ
クロ
クロ
みかん
ハル
ルプ
みかん
みかん
クロ
クロは微笑むと みかんに背を向けて歩き出す
クロ
みかん
クロ
みかん
ハル
みかん
ルプ
クロ
クロ
みかん
クロ
ハル
みかん
ルプ
ルプ
ルプ
みかん
クロ
クロがそう言うと 部屋全体をまばゆい光が 包み込んだ
みかん
みかんはあまりの閃光で 目を閉じる
みかん
みかんが目を開けると すでにそこには誰の姿もなかった
みかん
みかん
山都大輝
山都大輝
そこに大輝が寝ぼけ眼を こすりながらやって来た
みかん
山都大輝
みかん
みかんは言葉を詰まらせる
山都大輝
みかん
みかん
山都大輝
山都大輝
山都大輝
山都大輝
大輝は再び寝室へ行こうとする
みかん
それをみかんが呼び止める
山都大輝
みかん
みかん
山都大輝
みかん
山都大輝
みかん
みかん
みかん
山都大輝
大輝はみかんから 何かを察したのか
山都大輝
大輝はみかんを抱き抱え クロたちの写真が飾られている 戸棚の前に腰を下ろす
山都大輝
みかん
山都大輝
山都大輝
みかん
山都大輝
山都大輝
みかん
山都大輝
みかん
みかん
山都大輝
みかん
山都大輝
山都大輝
山都大輝
みかん
山都大輝
山都大輝
山都大輝
みかん
山都大輝
山都大輝
山都大輝
山都大輝
みかん
みかん
山都大輝
山都大輝
山都大輝
みかん
山都大輝
山都大輝
みかん
みかん
みかん
山都大輝
みかん
みかん
みかん
山都大輝
山都大輝
みかん
山都大輝
みかん
山都大輝
山都大輝
山都大輝
みかん
山都大輝
みかん
山都大輝
みかん
みかん
山都大輝
山都大輝
みかん
山都大輝
山都大輝
山都大輝
みかん
山都大輝
みかん
みかん
山都大輝
みかん
山都大輝
みかん
山都大輝
山都大輝
山都大輝
みかん
みかん
山都大輝
山都大輝
みかん
山都大輝
山都大輝
みかん
山都大輝
みかん
山都大輝
みかん
山都大輝
みかん
山都大輝
山都大輝
みかん
山都大輝
山都大輝
山都大輝
山都大輝
みかん
山都大輝
山都大輝
山都大輝
山都大輝
山都大輝
みかん
山都大輝
山都大輝
みかん
山都大輝
山都大輝
山都大輝
みかん
山都大輝
山都大輝
みかん
山都大輝
みかん
山都大輝
大輝はそれとなく 部屋の中を見回す
山都大輝
そこには黒い毛と白い毛 それから茶色の毛が落ちていた
山都大輝
大輝はそれを優しく拾う
山都大輝
みかん
山都大輝
みかん
山都大輝
山都大輝
みかん
山都大輝
山都大輝
みかん
山都大輝
みかん
みかんの視界が 大輝の手に握られた 黒い毛と白い毛を捉えた
みかん
山都大輝
山都大輝
山都大輝
みかん
山都大輝
みかん
山都大輝
みかん
山都大輝
山都大輝
山都大輝
山都大輝
大輝は涙を流しながら 写真を優しく撫でる
みかん
山都大輝
みかん
みかん
山都大輝
山都大輝
山都大輝
みかん
山都大輝
山都大輝
山都小夏
大輝とみかんが話をしていると そこに小夏がやって来た
山都大輝
みかん
山都小夏
山都小夏
山都小春
山都小夏
山都大輝
山都大輝
山都小春
山都大輝
山都夏輝
山都大輝
山都夏輝
山都夏輝
山都大輝
大輝はクロの写真を手にする
山都大輝
山都大輝
大輝は写真を見つめながら 微笑む
山都小春
山都小春
山都小夏
山都大輝
みかん
山都大輝
みかん
山都大輝
みかん
山都大輝
山都夏輝
みかん
山都小夏
山都大輝
山都小夏
小夏は恥ずかしそうに 頬を桜色に染める
山都小春
山都小春
山都夏輝
山都大輝
山都大輝
山都小夏
山都小夏
みかん
山都小春
それから皆は思い出話に 花を咲かせていた
山都小春
山都小春
山都小春
山都小春
山都小夏
山都小春
山都大輝
山都小春
山都大輝
山都夏輝
山都小春
山都夏輝
山都大輝
山都小夏
山都小夏
山都小夏
小夏はみかんを抱きしめる
みかん
山都大輝
山都大輝
山都小春
山都大輝
山都夏輝
山都小春
山都小夏
みかん
みかん
山都夏輝
山都大輝
山都小夏
山都小夏
小夏はみかんを抱きしめる
みかん
山都大輝
山都大輝
山都小春
山都小春
山都大輝
山都小春
山都小春
山都小夏
山都大輝
山都小夏
山都大輝
山都小夏
山都小夏
山都小春
山都夏輝
山都大輝
山都夏輝
山都大輝
みかん
みかん
山都大輝
山都大輝
山都大輝
山都大輝
山都小夏
山都大輝
山都小春
山都小夏
山都小夏
山都小春
山都大輝
山都小夏
山都小夏
山都小夏
山都小夏
山都小春
山都小春
山都大輝
山都大輝
山都大輝
山都大輝
山都大輝
山都小春
山都小夏
山都小夏
山都夏輝
山都夏輝
山都小春
みかん
山都大輝
みかん
山都夏輝
山都小春
山都小春
山都夏輝
山都大輝
山都大輝
山都小春
山都大輝
山都大輝
山都大輝
山都小春
山都小春
山都小春
山都小春
山都小春
山都大輝
山都大輝
山都大輝
山都大輝
山都小春
山都夏輝
山都小夏
山都夏輝
山都小春
小春は茶化すように 夏輝の横腹を突っつく
山都夏輝
山都小春
山都夏輝
山都夏輝
山都夏輝
山都小春
山都夏輝
山都大輝
山都大輝
山都大輝
山都小春
山都小春
山都小夏
山都小春
みかん
山都大輝
山都大輝
山都大輝
山都大輝
山都大輝
山都大輝
山都大輝
山都小春
山都小春
山都小春
山都夏輝
夏輝は小夏の体をくすぐる
山都小春
みかん
山都小夏
山都大輝
大輝が窓から外を確認すると 既に夜が白々と開けようとしていた
山都小春
山都夏輝
みかん
山都大輝
大輝はみかんのの頭を優しく撫でる
山都小夏
山都小春
山都小春
山都大輝
山都夏輝
山都大輝
山都大輝
山都夏輝
山都小春
山都小夏
山都小夏
山都小春
山都小夏
山都大輝
山都夏輝
山都小春
山都大輝
山都小夏
皆はリビングのソファや テーブルを協力してどかし 空いたスペースに布団を人数分敷く
山都小夏
山都大輝
山都小夏
山都夏輝
山都大輝
山都小春
修学旅行の話題で盛り上がる中 経験の無い小春はひとりいじけている
山都小夏
山都小春
山都小春
小春はみかんを抱き寄せる
山都夏輝
山都大輝
山都小春
大輝の一言に 小春は満面の笑みを浮かべる
山都夏輝
山都大輝
山都小春
山都大輝
みかん
山都大輝
山都大輝
みかん
山都大輝
山都小春
みかん
山都小夏
山都大輝
皆はリビングに敷かれた布団で 夕方まで深い眠りについた
クロ
そんな皆を暖かな眼差しで 見つめるクロ
ハル
クロ
ハル
ハル
クロ
ルプ
クロ
クロ
クロ
ハル
クロ
クロ
クロ
ルプ
クロ
ハル
ハル
クロ
クロ、ハル、ルプは 美しい花畑の奥へと歩みを進める
クロ、ハル、ルプの想いは みかんへと受け継がれた
この想いは家族の幸せな未来へと つながる架け橋になるだろう
山都大輝
山都小春
山都小夏
山都大輝
山都小夏
山都夏輝
山都小春
山都大輝
みかん
山都夏輝
山都大輝
山都小夏
山都夏輝
山都小春
ちょっと頼りない父
お茶目な母親
心優しい息子
やんちゃな娘
そして元気な猫
どこにでも居る普通の家庭 しかし、その絆は強く逞しい
今後も皆が手を取り合い 困難を共に乗り越えて
その強い絆はさらに 強くなっていくだろう
END