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大切な命の代わりに

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大切な命の代わりに

1 - 大切な命の代わりに

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2019年06月29日

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僕は生まれた時からずっと一緒な犬がいる

でもくるみは最近元気がない

病院に行ってみたが、余命3ヶ月と申告された

僕は泣き崩れた。

くるみが死んじゃうなんてこと考えてなかったから。

くるみは前まですぐ駆け寄ってきてくれたのにもう動けないみたいだ。

あんなに元気だったのが嘘みたいだった

優斗

くるみ…元気ないね。。

僕はそう言うとくるみに寄り添った

優斗

そろそろ死んじゃうんだね。

そう考えると涙が止まらなくなる

夜ベッドで泣いているとなにかが窓からやってきた

???

なんでないてるんだ?

優斗

僕の飼ってる犬がしんじゃうから。

???

そうか。助けたいか?

悪魔か天使かもわからないその生物に僕は恐怖を抱いていた。だけどそんな恐怖より助けたい。という気持ちが強かった

優斗

うん。助けられるの??

???

そうだ。でも、助ける代わりに条件がある。

???

大切な命の代わりにに見ず知らずの人が死ぬ

???

それでもいいか?

見知らぬ人ならそれでいい。と僕は思ってしまった

優斗

それでもいいよ。だって知らないんだもん。

???

そうか。わかった

といってその生物の黒い目に光がなくなって一瞬ニヤリと笑ったように見えた

僕は大きなあくびをした

優斗

…ゆめだったのかな。。

と思ってくるみをよんだ

くるみが元気に駆け寄る姿がみえた

優斗

くるみ!!

すごく嬉しくなった

そして長い年月が経ち

くるみの寿命が来た

僕は泣いた。けれどもう僕は18歳だから悲しいと思うと同時に今までありがとうと想えるくらいの余裕があった。

嬉しい時も辛い時も寄り添ってくれたくるみには感謝していたから。

それから何年かたったあと

僕は結婚することになった

くるみは亡くなる前子供を産んでいたので

くるみの子供を1匹のこし引き取った。残りは里親に譲った

そして僕も子供が生まれた

夜帰ったあと赤ちゃんが居るベッドをのぞくと可愛い我が子が寝ていた。

でも今日は様子がおかしい

確認すると息をしていなかった

すると近くにいたくるみの子供がなにも知らなかったかのようにしっぽをふっていたが

くるみの子供の黒い瞳の光がなくなって一瞬ニヤリと笑ったように見えた

僕はそれを見てあの時の生物の言葉を思い出し絶望した

見知らぬ人というのは子供のことだった

僕はあの時子供だったから自分の子供なんて知るはずがないからだ

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