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#鬼滅の刃オリジナルストーリー
アニア
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九条瀬那
二人が振り返る。
九条瀬那
カナエさんは優しく微笑む。
胡蝶カナエ
しのぶさんも真剣な表情で頷いた。
しのぶさん
九条瀬那
しかし―― ドォォン!! 戦場へ着いた瞬間、 瀬那の目に飛び込んできたのは、 すでに決着がついた光景だった。
九条瀬那
そこには、 満身創痍の悲鳴嶼さんと実弥さん、 そして倒れている無一郎くんがいた。
九条瀬那
瀬那はすぐに駆け寄る。 しかし無一郎は もう戦う力は残っていなかった。
むいむい
九条瀬那
瀬那は必死に手を握る。 雪の呼吸の力で止血や痛みを和らげながら、少しでも無一郎くん が苦しまないように支える。
小さな声が聞こえる。 瀬那が振り向くと、 そこには鬼化したまま の玄弥が倒れていた。 身体はまだ完全には崩れていない。
九条瀬那
瀬那は玄弥くんの手を握る。
九条瀬那
瀬那は雪の呼吸を使う。 すると、瀬那の体から紅色 と白銀の光があふれ出す。
九条瀬那
冷たくも優しい雪が玄弥を包み込み、 鬼の細胞だけを凍らせ、 浄化していく。 黒い模様が少しずつ消え始めた。
さねみん
実弥さんが駆け寄る。
玄弥はゆっくり目を開ける。
玄弥くん
さねみん
さねみん
悲鳴嶼さんが静かに言う。
悲鳴嶼さん
瀬那は頷く。
九条瀬那
九条瀬那
玄弥は小さく笑う。
玄弥くん
瀬那は無一郎のそばに座り、 必死に声をかけ続けていた。
九条瀬那
すると、無一郎がゆっくりと目を開ける。
むいむい
むいむい
むいむい
むいむい
九条瀬那
むいむい
無一郎は静かに首を振る。
むいむい
むいむい
少し間を置いて、無一郎は続ける。
むいむい
むいむい
むいむい
瀬那の目から涙がこぼれる。
九条瀬那
むいむい
むいむい
無一郎は最後に穏やかに微笑む。
むいむい
瀬那は無一郎の手を握りしめる。
九条瀬那
むいむい
九条瀬那
猗窩座の前に立つ炭治郎、義勇さん、 そして煉獄さん。
猗窩座
猗窩座
辺りを見渡しながら、ふと呟く。
猗窩座
炭治郎の表情が険しくなる。
炭治郎くん
義勇さんも静かに刀を構え、 冷たい視線を向ける。
義勇さん
煉獄さんはいつもの朗らかな笑みを消し、 真っ直ぐ猗窩座を睨みつけた。
煉獄さん
三人から放たれる気迫に、 周囲の空気が張り詰める。 猗窩座は一瞬目を見開いた後、 口元を吊り上げた。
猗窩座
炭治郎が一歩踏み出す。
炭治郎くん
義勇さんも静かに続ける。
義勇さん
煉獄さんは力強く刀を握り直した。
煉獄さん
猗窩座は嬉しそうに 笑いながら拳を構える。
猗窩座
猗窩座
猗窩座
足元に雪の結晶のような 青白い陣が広がる。 ゴォォォ……
炭治郎が息をのむ。
炭治郎くん
続けて猗窩座は、
猗窩座
煉獄さん
義勇さん
義勇さんは静かに刀を振り、 流れる水のように拳撃を受け流していく。 炭治郎は二人の間を駆け抜けた。
炭治郎くん
炭治郎くん
羅針により猗窩座は紙一重でかわし、 炭治郎の腹へ蹴りを放つ。
炭治郎くん
炭治郎は吹き飛ばされるが、 すぐに立ち上がる。
炭治郎くん
その隙を逃さず、 義勇さんが横から斬り込む。
義勇さん
だが、その瞬間――
煉獄さん
煉獄さんが声を上げる。 義勇さんがわずかに 体勢を崩した猗窩座へ斬りかかり、 同時に煉獄さんも踏み込む。
煉獄さん
燃え盛る炎のような 一太刀が猗窩座を捉える。 ギィィン!!
猗窩座
猗窩座は笑みを浮かべる。
猗窩座
猗窩座
鋭い抜き手が煉獄さんへ放たれる。 しかし煉獄さんは刀で受け止める。
煉獄さん
その横から義勇さんの斬撃。 さらに炭治郎が高く跳び上がる。
炭治郎くん
三人の連携攻撃に、 猗窩座は初めて大きく 後ろへ跳び退いた。
猗窩座
猗窩座は不敵に笑い、 全身からさらに強い闘気を放つ。
猗窩座
両腕を広げ、 無限城を震わせる ほどの闘気が渦巻いた。
猗窩座
無数の拳撃が弾丸のように降り注ぐ。 炭治郎、義勇、煉獄は必死に応戦するが、 その圧倒的な手数に押され始めていた。
炭治郎くん
炭治郎の額から血が流れる。 義勇さんの隊服も裂け、 煉獄さんも拳撃を受けながら 踏みとどまる。 猗窩座は笑った。
猗窩座
その時―― ヒュオオオオッ!! 無限城を冷たい風が吹き抜ける。
猗窩座の羅針が、 新たな闘気を捉えた。
猗窩座
次の瞬間。 ザンッ!! 青白い雪の斬撃が飛び、 猗窩座の拳撃を一気に切り裂く。
猗窩座
九条瀬那
瀬那ちゃんだった。 炭治郎の表情が明るくなる。
炭治郎くん
煉獄さんも思わず笑みを浮かべる。
煉獄さん
義勇さんは小さく頷く。
義勇さん
瀬那ちゃんは三人を振り返り、 傷だらけの姿を見る。
九条瀬那
猗窩座は口元を大きく吊り上げる。
猗窩座
炭治郎、義勇、 煉獄も瀬那ちゃんの横に並ぶ。 四人が肩を並べ、猗窩座と対峙する。 猗窩座は楽しそうに笑った。
猗窩座
瀬那ちゃんは静かに頷いた。
九条瀬那
義勇さん
水の流れと雪が交わり、 戦場の空気が一変する。 瀬那ちゃんが息を吸い込む。
九条瀬那
舞い散る雪が、 水の流れと溶け合い始める。 やがて透き通る氷へと変化し、 無限城の床を白く染めていく。 炭治郎が目を見開いた。
炭治郎くん
煉獄さんも驚きを隠せない。
煉獄さん
九条瀬那
凍てつく流水が龍のように 猗窩座へ襲いかかる。
猗窩座
猗窩座は拳を構える。
猗窩座
無数の拳撃が放たれる。
しかし―― バキッ! バキバキッ!! 拳撃が氷に触れた瞬間、 衝撃波ごと凍りついていく。
猗窩座
猗窩座が初めて驚きの表情を見せる。 義勇さんがその隙を逃さない。
義勇さん
水のように滑らかな 斬撃が猗窩座の懐へ入り込む。 同時に瀬那ちゃんも踏み込む。
九条瀬那
炭治郎は叫ぶ。
炭治郎くん
煉獄さんは力強く笑う。
煉獄さん
猗窩座の視線は、 誰もいないはずの空間へ向けられる。 やがて、柔らかな風が吹いた。 その風とともに、
一人の女性の姿が静かに現れる。 恋雪さんだった。 優しく、穏やかな表情のまま、 猗窩座を見つめている。
猗窩座
恋雪さん
恋雪さん
恋雪さん
恋雪さんは猗窩座へ そっと手を差し伸べる。
恋雪さん
人間だった頃の記憶が次々とよみがえる。 師範との日々。 恋雪さんとの穏やかな時間。 そして、自分が失ってしまったもの。
猗窩座
恋雪さん
恋雪さんは優しく微笑む。
恋雪さん
鬼として再生しようとする 自分の体に抗い、 覚悟を決める。
猗窩座
猗窩座は自ら鬼としての 力を断ち切るように最後の一撃を放ち、 その身を滅びへと導いた。 再生しかけていた体は止まり、 ひび割れるように崩れ始める。
炭治郎は荒い息を つきながら周囲を見渡す。
炭治郎くん
その時だった。
九条瀬那
炭治郎と義勇さん、 瀬那ちゃんがすぐに駆け寄る。 煉獄さんは静かに微笑みながら、 自分の胸元に手を当てた。
煉獄さん
炭治郎は必死に首を振る。
炭治郎くん
義勇さんも傷の様子を見て、 静かに目を伏せた。 瀬那ちゃんは震える 手で煉獄さんの肩を支える。
九条瀬那
煉獄さんは優しい笑顔を浮かべた。
煉獄さん
九条瀬那
瀬那ちゃんの目から涙がこぼれる。
九条瀬那
煉獄さんはゆっくりと頷いた。
煉獄さん
炭治郎は涙をこらえながら叫ぶ。
炭治郎くん
煉獄さんは三人を順番に見つめる。
煉獄さん
義勇さん
煉獄さん
義勇さんは静かに頷いた。
義勇さん
煉獄さんは最後に炭治郎と 瀬那ちゃんへ視線を向ける。
煉獄さん
九条瀬那
煉獄さん
力強いその言葉に、 二人は涙を流しながら頷く。 煉獄さんは空を見上げるように目を細め、 穏やかな笑みを浮かべた。
煉獄さん
静かな空気の中、 誰も言葉を発することができない。 炭治郎は煉獄さんの手を握りしめ、 瀬那ちゃんはその隣で涙をぬぐう。 義勇さんは深く一礼し、 仲間への敬意を示した。
四人で戦い抜いた時間は、 それぞれの胸に決して 消えることのない 記憶として刻まれていく。
義勇さんはゆっくりと立ち上がり、 瀬那ちゃんへ視線を向けた。
義勇さん
その問いに、 瀬那ちゃんは何も答えられなかった。 ただ、唇を強く結び、目を伏せる。 炭治郎はその様子を見て、 不安そうな表情になる。
炭治郎くん
しばらくの沈黙のあと、 瀬那ちゃんは震える声で口を開いた。
九条瀬那
しかし、瀬那ちゃんの表情は晴れない。
九条瀬那
涙が一粒、頬を伝う。
九条瀬那
その名前が出た瞬間、 空気が凍りついた。 炭治郎の目が大きく見開かれる。
炭治郎くん
瀬那ちゃんは涙をこらえながら続けた。
九条瀬那
声が震え、言葉が詰まる。
九条瀬那
その一言に、 誰もすぐには言葉を返せなかった。 義勇さんは静かに目を閉じる。
義勇さん
短い言葉だったが、 その声には深い悲しみが滲んでいた。 炭治郎は刀を握る手を震わせる。
炭治郎くん
瀬那ちゃんは涙をぬぐいながら言った。
九条瀬那
義勇さんは静かに頷く。
義勇さん
炭治郎は涙を流しながら、 静かに空を見上げた。
炭治郎くん
無限城の中で、 琵琶の音が響く。
鳴女
鳴女が静かに目を開く。 その前に立つのは―― 蛇柱・伊黒小芭内 恋柱・甘露寺蜜璃 そして多くの鬼殺隊士。 九条湊さん、 さらに――
愈史郎
愈史郎が姿を現す。
密璃さん
蜜璃が驚く。 珠世も静かに前へ出る。
珠世さん
伊黒が刀を構える。
伊黒さん
湊さんが鳴女を睨む。
九条湊さん
鳴女が琵琶を鳴らす。 ドンッ!! 床が崩れ、壁が迫る。 隊士たちが次々と分断される。
隊士のみんな
蜜璃が刀を振る。
密璃さん
恋の呼吸で瓦礫を斬りながら進む。 伊黒は蜜璃の背後を守る。
伊黒さん
密璃さん
二人は息を合わせて鳴女へ迫る。 しかし鳴女は笑う。
鳴女
珠世が振り返る。
珠世さん
愈史郎
鳴女の動きが一瞬止まる。
鳴女
伊黒が叫ぶ。
伊黒さん
蜜璃が走る。
密璃さん
だが、鳴女は最後の力で琵琶を鳴らす。 無限城が大きく揺れる。
九条湊さん
隊士たちが倒れそうになる中、 珠世が前へ出る。
珠世さん
愈史郎が珠世を見る。
愈史郎
珠世は微笑む。
珠世さん
鳴女の力が途切れた瞬間―― ゴゴゴゴゴ……!! 無限城全体が大きく揺れ始める。
隊士の人
隊士たちが叫ぶ。 壁も床も形を失い、 長い階段や部屋が次々と消えていく。 伊黒さんは蜜璃さんの手を掴む。
伊黒さん
密璃さん
二人は崩れる無限城の中で、必死に仲間たちを守りながら脱出を目指す。 愈史郎は珠世さんを支えながら言う。
愈史郎
珠世さんは頷く。
珠世さん
そして―― ドォォォン!! 無限城が地上へ崩れ落ちる。 夜の街。 瓦礫の中から、 鬼殺隊士たちが次々と現れる。 そこに立つのは―― 鬼舞辻無惨。
鬼舞辻無惨
無惨が冷たい目で見下ろす。 伊黒さんが刀を抜く。
伊黒さん
蜜璃さんも構える。
密璃さん
他の隊士たちも立ち上がる。 傷だらけでも、誰一人諦めていない。 愈史郎は無惨を睨む。
愈史郎
珠世さんが前へ出る。
珠世さん
鬼舞辻無惨
無惨は笑う。
鬼舞辻無惨
珠世は静かに瀬那の前へ歩み寄った。
珠世さん
九条瀬那
珠世は優しく微笑んだ。
珠世さん
産屋敷邸。 お館様の屋敷は大きな爆発に包まれ、 炎が夜空を赤く染めていた。 無惨の前には、珠世が静かに立っている。
珠世さん
珠世は覚悟を決め、 自ら作り上げた 「人間化の薬」を隠していた。 しかし、 その瞬間。
鬼舞辻無惨
無惨が鋭い爪を珠世へ伸ばす。 ——その時だった。
九条瀬那
白い雪が舞い、 一瞬だけ無惨の視界が遮られる。
鬼舞辻無惨
そのわずかな隙に瀬那が 珠世の横へ滑り込み、 珠世の手から薬を受け取る。 珠世は驚いた。
珠世さん
九条瀬那
無惨は雪が晴れた 瞬間には何も気付かない。
鬼舞辻無惨
瀬那は呼吸を極限まで消し、 無惨の死角へ。
九条瀬那
針が無惨の腕に触れる。 プシュッ――。 人間化の薬は無惨の体内へ送り込まれた。 瀬那はそのまま雪と 一体になるように後方へ離脱する。 無惨は全く気付いていない。
九条瀬那
瀬那は珠世へ小さく頷く。 珠世は目を見開いた。
珠世さん
九条瀬那
九条瀬那
珠世さん
瀬那は静かにうなずいた。
九条瀬那
九条瀬那
珠世は驚きと 感心が入り混じった表情になる。
珠世さん
瀬那は小さく微笑んだ。
九条瀬那
珠世は目に涙を浮かべながら、 静かにうなずく。
珠世さん
無惨は薬も毒もすでに体内へ打ち込まれていることに気づかないまま、 瀬那と珠世を鋭く見据える。 一方、珠世は心の中で決意する。
珠世さん
珠世さん
コメント
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ああ〜〜〜!!第15話読み終わったよ😭💕💕💕 もうね、無一郎くんの最期の言葉が刺さりすぎてやばい……「大好きだよ…瀬那」って……は?なにそれ反則すぎん??🥺💔 煉獄さんも無事じゃ済まない展開、マジ震えた……でも玄弥くん助かってくれてマジで良かった〜!瀬那ちゃんの【命雪華】、鬼細胞だけ凍らせて浄化するって優しさの塊すぎて泣ける✨ 猗窩座 vs 炭治郎・義勇・煉獄・瀬那の4人連携、めっちゃアツかった……!雪×水の融合技とか反則でしょ🔥 最後の無惨への薬投与シーン、瀬那ちゃんの冷静な判断力と覚悟がカッコよすぎました……!次が気になりすぎる展開、ちゃなさん尊い……!🌸