じょんうと帰り道を 歩きながら、
ふと、
さっき告白された ことを思い出す。
○○.
🐺じょんう.
相変わらずじょんうは、
スマホを見ながら 歩いている。
じょんうに、
告白されたことを 言おうかと思ったけど、
『言ったって、 迷惑かけるだけ。』
そう思い、
『なんでもない。』 と返した。
ずーっと、 あの告白の言葉が頭にあり、
じょんうと喋ることなんて、 忘れていた。
その時 ——
○○.
たまたまあった石に躓き、 転倒しそうになる。
ナイスタイミングで、 じょんうが支えてくれ、
転ばずに済んだ。
🐺じょんう.
○○.
🐺じょんう.
行動は、 凄くかっこいいのに、
性格がなあ・・・
そう思っていると、 いきなりじょんうが、
スマホから視線を離さずに、 口を開いた。
🐺じょんう.
○○.
いきなり喋ったかと思えば、 変な言葉で。
驚き、 じょんうに視線をやる。
○○.
恐る恐る聞くと、
じょんうが スマホから視線を外し、
ちょっと困った顔で、 答えた。
🐺じょんう.
🐺じょんう.
🐺じょんう.
何かを、隠している・・・
その言葉が、 胸に突き刺さった。
じょんうは、 心配してくれている。
私のために。
○○.
心配してもらっていること。
私を、気にしてくれていること。
それが嬉しくて、 心が躍る。
でも、嬉しがってる間に、
家に着いてしまった。
○○.
🐺じょんう.
その日は初めて、
手を振りかえしてくれた ——
- 次の日 -
今日は、 ちゃんと断る練習もして、
バッチリ、準備ができた。
だから、 いつもより早めに、
学校へ向かう。
- 学校 -
早く来すぎて、 まだ誰もいない。
暇だから、とりあえず、 席に座っておく。
続々、人が来始めた。
私は、席に座ったまま。
その時。
後ろから、誰かに 肩を叩かれた。
後ろを振り返ると、
昨日告白された、 じふんくんがいて。
『おはよう。』と、 挨拶をされる。
○○.
緊張して、
言葉になっているか どうかわからない声で、
挨拶を返す。
🐼じふん.
🐼じふん.
その、じふんくんの 大きい声で、
クラス中の皆んなが、 私を見る。
○○.
そうやって言った言葉は、
もう、手遅れで。
続々と、 嫌な言葉が飛んでくる。
『え、じふんくん、 告白したの?』
『なんであの子なんかに 告白したんだろうㅎㅎ』
嫌で嫌で、 耳を塞ごうとする。
でも、クラスの誰かが、
学校メールに ばら撒いたから、
1年生から3年生まで、
全員に広まる。
その時 ——
??
- 塩彼氏の、可愛い嫉妬。 中編 -
- 終わり -
コメント
13件
最高やん 最後ジョンウ?! え、もう好き😘((は?
ちょ、ジョンウ塩だけど優しいところ沢山あるじゃん! 塩な男子大好きよ⸜ ♡ ⸝ 最後助けに来たのジョンウかな? しかいないか?ん?わかんないや、え? まぁ、続き待ってまーす!!
とりま私がジフンと付き合うってことでおけ?