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6 - 塩な彼氏の、可愛い嫉妬。 後編 【リクエスト】

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205

2021年07月01日

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- じょんう視点 -

朝、いつもは俺の家に 来てくれるはずのぬなが、

今日は、来なくて。

とぼとぼと、 イヤホンをしながら登校し、

教室に入っていく。

すると、イヤホン越しからでも、 騒ぎの声が聞こえて。

そして、特に 話したこともない男子が、

近くに寄ってくる。

男子.

じょんうや!!

男子.

お前、彼女いたよな??

そう、大きな声で言い、 周りの視線を集める。

🐺じょんう.

え、ま、まぁな・・・

男子.

名前は?

🐺じょんう.

・・・お・○○、だけど、?

男子.

年齢は?

🐺じょんう.

・・・今、高3、。

ぬなを紹介していくうちに、

周りから、ざわざわと 声が殺到する。

男子.

・・・やっぱり!!

ズバズバ質問してくる その男子が、

何かを発見したかのように、 声を上げた。

男子.

・・・お前の彼女、
告白されてるぞ!?

🐺じょんう.

・・・は、は、?

衝撃の事実に、 声のトーンが上がる。

男子.

これ! 見ろ!

いきなり 見せつけられたのは、

グループLINEに 投稿してある文章。

そこには、

“ 私のクラスの、めっちゃ モテ男の『ぱく・じふん』、

まさかの、 こんなブスに告ってたㅎㅎ “

と書いてある文章に、

“ じふん “というやつが、 ○○の肩に手を乗せ、

何かを耳打ちしてる 写真まであった。

『急いで、ぬなを助けなきゃ』

その気持ちが、 体を動かし、

とりあえず、その報告してくれた 男子にお礼を言い、

急いで、 ぬなの教室まで向かう。

 

??

○○!!

後ろから、怒ったように 私を呼ぶ声がし、

びっくりし、 後ろを振り返る。

そこには、 息切れした、私の彼氏。

“ ぱく・じょんう “が 立っていた。

🐼じふん.

ん? 誰?

ちょっと目つきが 上がっているじふんくんが、

後ろを振り返る。

そうすると、

じょんうが、今までに 見たことのない表情をしながら、

こっちに向かって、 歩いてきた。

さっきまで陰口を 言っていた人たちも、

全員、じょんうに 視線が行く。

🐺じょんう.

貴方ですよね?
○○に告ったのは。

🐼じふん.

そうだけど?

じょんうの、 強気な声に対し、

じふんくんも、 対抗してくる。

🐺じょんう.

ふーん、そうですか。

ちょっとじふんくんより 背の高いじょんうが、

じふんくんを、上から下まで、 舐め回すように見る。

見終わったかというと、

次は、私を 思いっきり抱きしめて、

じょんうを見ている、 周りの生徒たちに、言う。

🐺じょんう.

誰? 俺の女、泣かせたの。

強く、冷静なその声が、

生徒たちを 怯えさせる。

さっきまで陰口を 言っていた人達は、

全員、口をチャックで 封鎖したかのように、

凍えながら、 黙っている。

🐺じょんう.

名乗り出ねえのかよ。

🐺じょんう.

なら、忠告しておく。

私を抱きしめていた 手が離され、

生徒たちを、 じっくりと見ていく。

🐺じょんう.

こいつに悪口言うとか、
何億年も早い。

🐺じょんう.

お前らより
年下だからって、関係ねぇ。

🐺じょんう.

人の気持ちも
考えられねえやつらは、

🐺じょんう.

俺よりも、年下だから。

 

その言葉を聞いて、

陰口を言っていた生徒たちが、 その場を走って逃げ出す。

🐺じょんう.

逃げるのかよ。
しゃしゃりやがって。

🐺じょんう.

んじゃっ、お前。

🐺じょんう.

ちょっと行こ?

じょんうが、 じふんくんに指をさし、

廊下へ連行される。

🐺じょんう.

○○。お前も来い。

鋭い目が、私を見る。

それが怖くて、 立ち上がらなきゃいけないのに、

足が動かず、 立ち上がれない。

それに気づいたのか、

じょんうが、 私の方へ向かってきて、

お姫様抱っこで、 連行される。

 

震えが止まらない私は、

お姫様抱っこをされていても、 何も声が出なかった。

- 空き教室 -

お姫様抱っこから、 やっと解放され、

そっと優しく、 床に降ろされる。

顔を上げると、 じふんくんとじょんうが向かい合い、

お互いを 見つめあっている。

先に声を出したのは、 じふんくんからだった。

🐼じふん.

よく、俺の前で
お姫様抱っことかできるね?

煽るような言い方に、 じょんうが反抗する。

🐺じょんう.

ふっ、そっちこそ。

🐺じょんう.

よく、彼氏持ちってわかってて、
告白できるね??

🐺じょんう.

まず、○○は
誰にも渡さないから。

🐼じふん.

へー、どうかな?

そう言い切るじふんくんに、 じょんうは、じふんくんに近寄る。

🐺じょんう.

は?

🐺じょんう.

俺の女なんですけど。

🐼じふん.

でも、○○ちゃんに
聞いてみないと、わかんないじゃん。

じふんくんがこっちを見て、 微笑む。

じふんくんを見て、 じょんうもこっちを見る。

するとじょんうが、 私に近付き、抱きしめる。

私の顔を見て、 じょんうが、 泣きそうな顔をする。

🐺じょんう.

・・・ごめん、○○。

 

謝られている理由がわからず、 『え?』と返す。

じょんうは、何も言わず、 両手で私の頬を包み込む。

🐺じょんう.

泣かせちゃったな、俺。

恐る恐る、 自分の目を触ってみると、

いつのまにか、 涙が出ていた。

じょんうが、 私の頬を伝う涙を、

手で、 拭い取ってくれる。

そして、

そっと唇に、 キスが落とされる。

🐼じふん.

なっ・・・!

そんなじふんくんの 声も無視し、

どんどん、 キスが深くなっていく。

まだ付き合って 2回目のキスに、

戸惑いと喜びを感じながら、 そのキスについていく。

じふんくんは、 いつのまにかその場を去り、

2人だけになった時に、 唇が離された。

🐺じょんう.

・・・ごめん。

🐺じょんう.

あいつに、嫉妬、しちゃって・・・。

今も出続けている涙が、 嬉し涙に変わった感覚がして。

『じょんうは、ちゃんと私のこと 思ってくれてれるんだ。』

と、心が言っている。

無意識に微笑んだ私を見て、

じょんうも、口が緩む。

○○.

可愛い。じょんうや。

泣きながら、 微笑んで言った私を見て、

じょんうは、 耳を真っ赤にまでして

照れていた ——

私の彼氏は、

私を守ってくれる、 “ スーパーヒーロー “で、

時には、” 可愛く嫉妬 “する、

最高の彼氏です!

- 塩な彼氏の、可愛い嫉妬。 後編 -

- END -

- リクエスト編 -

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コメント

32

ユーザー

うぇぇぇぇジフナァジフナは私が貰う‪わ((散れ ジョンウ可愛すぎて🤦‍♀️

ユーザー

ちょ待って 天才かな? ジョンウの性格バリバリ好きなんだが…… あさひバージョン楽しみにしてます笑笑 実はアサヒが2推しだったって言うことは内緒で笑笑

ユーザー

おっけぇ~い…どうでもいいけどジョンウよりジフンの方が背高いよ♡♡ あ、設定っていうのは知ってるわよ♡♡

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