ある日から、あおいは違和感を覚え始めた。
あおい
これ...こんな所に置いてないよ。
1つ気づけば、
あおい
いやぁぁ!これも...違う。
また1つ気づけば、
あおい
ない...洗濯物がない...。
あおい
なんで、なんで私がこんな目に...。
あおい
誰なの、誰がやってるの...。
あおい
そ、そうだ。誰かに相談すれば...。
あおい
電話...
あおい
あおい
誰に...
あおい
そうだ。ゆ、ゆうたなら幼なじみだし、何か...分かってくれるかしれない。
ゆうた
ゆうた
もしもし?
ゆうた
どうした?
あおい
ゆう...た。
あおい
助けて...。
ゆうた
どうした?!なんで泣いてるんだ?!
あおい
実はね...
あおいは今までのことを全て話した。
ゆうた
わかった。今行くから待ってろ。
あおい
うん。ありがとう。
数十分後
ピンポーン
あおい
ゆうたかな...
あおい
い、今行きます。
ガチャ
あおい
ゆうた...。
あおい
うぅ...。
ゆうたは優しくあおいを包み込んだ。
ゆうた
大丈夫だ。俺がついてるから安心しろ。
あおい
うん...。
あおいは安心したのか、すぐに寝てしまった。
ゆうた
ゆうた
はぁ〜。
ゆうた
電話してくれたのが俺でよかった。
ゆうた
他の人に電話してたら危ないからね。
ゆうた
それにしても、
ゆうた
やっぱり可愛いな。
ゆうた
お前が怖がることをすればすぐに俺に近づいてきてくれる。
ゆうた
俺から離れずに、依存してくれれば、
ゆうた
これからもずっと一緒だからな。
全部知ってたよ。
だからキミに電話したんだ。
そうすれば、キミは私の所に来てくれるでしょ?







