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コメント
2件
いや最高すぎる、、 生徒会長っていうところがまたいいんだよね🥹🥹💖
あの日から数日
向井の周りの空気が変わり始めていた
もぶ
向井
もぶ
向井
最近は
隠す気もなく
向井の周りにいつもいる
向井
逃げようとしても
見抜かれてたかのように目が合う
───
後輩は
もぶ
向井
もぶ
もぶ
後輩の視線の先を見ると
目黒がいる
もぶ
俺は勇気を振り絞って話しかけた
向井
微笑むだけ
目黒
監視、逃がさないという確認
目黒は怒ったり何もしない
ただ静かに、距離を縮める
それが怖かった
ある日の昼休み
俺の確信が絶対に変わった
渡り廊下を歩いていると、ふと会話が聞こえてきた
もぶ
もぶ
もぶ
向井
自分が"危険"と思われているようで 。
いわば 、孤立状態
目黒
静かな声
向井は条件反射で振り向く
目黒
向井
目黒
目黒
目黒はそう言って向井に近づく
足音すら立てずに、気づいたら目の前にいた
目黒
向井
目黒
目黒
目黒
目黒
向井
逃げなきゃ
向井は後ろに下がる
…が、それを止めるように目黒の手が向井の腕を握る
逃げられないような恐怖
目黒
目黒
目黒
その発言に向井は悟る
あぁ、逃げ場所がどんどんなくなっていく、と
目黒
まるで帰る場所が一緒みたいに
───ここが限界なのだろうか
ただ、まだ向井は知らない。
目黒が用意している"居場所"のことを