放課後
人気のない生徒会室に一人でいた
向井
… ん ?
向井
なんやこれ 、
そこには見覚えのない付箋が1枚貼られていた
"今日 、校舎裏に来てください 大事な話があります"
整っているけど 、でも焦っているような字
誰の字だろう 、なぜか思い出せない
向井
(だれだ 、?)
そう思っていると 、視線を感じた
見てみると 、黒い影が通った気がした
向井
だ 、誰や 、、
返事はなかった
向井
よし 、行くか
ほんとは行きたくなかった
でも 、自然に体が動く
───向井は知らなかった
それは 、向井に会いたくてたまらないある人だと 、
そしてそのある人が 、すぐ近くの廊下で静かに見守っていることを
"目黒"は向井が付箋を見たことを見逃さなかった
その目には 、喜びと焦りと
"もう戻れない"という気持ちさえ感じられた
───向井はまだ知らない
"ここから"が始まりだと 、






