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you side

○○

み、道枝、くん?

道枝

とりあえず、恭平。離して。

高橋

はいはい。

道枝くんが言うと言う通り離してくれた。

さっきまでとてつもない速さで脈を打っていたのが噓のように落ち着く。

○○

っ...道枝くんっ、

とりあえず恭平から離れたいから道枝くんの近くに近寄る。

道枝

ん、おいで?

手を広げてくれたが、腕の中に入るなんて勇気はないから袖をつかんだ。

道枝

恭平、バック。

高橋

あぁ、そうやったわ。

高橋

○○。はい。

○○

ん、ありがとう...。

出来る限り腕を伸ばし、恭平から少しでも離れる工夫をした。

今、恭平と距離を近くしたらもう自分じゃなくなってしまいそうで怖いから。

高橋

とりあえず今の所は帰るわ。じゃあ

道枝

ん。じゃあね。

○○

...

道枝くんは...。

○○

覚えてるの、?

○○

私のこと...恭平のこと。

道枝

ん?忘れるわけないやん。あんな仲良かったんやから。

○○

そ、そっか...

ずっと私のこと知らないと思っていたのがすごく恥ずかしい。

道枝

にしても可愛くなったなぁ!

○○

あ、え?か、かわいい?

○○

ありがとう...。

道枝

あ~、家帰る?

○○

道枝

もう遅いやろ?送るわ。あそこでええねんな?

○○

うん。ありがとう。

そういって2人並んで歩き始める。

道枝くん、いや、みっちーと2人きりなのは久々で地味に緊張する。

道枝

ほんま、、、かわええな(ボソッ

道枝

あ、服。大吾くん?選んだの。

○○

え?うん。

道枝

なんかぽいわw大吾くんの好みって感じやw

○○

そんなことまでわかるの?w

道枝

まぁなw

最初、みっちーが話を切り出してくれたからそこから会話が弾んだ。

話をするとやっぱりあの頃のみっちーと変わらず可愛らしい一面がある。

それでつい可愛い、といったらムスってして、かわええんちゃう!って 怒るのが余計可愛い。

道枝

もう!俺はもうかっこいいって言われたい!

○○

ん~、無理だよ?だって可愛いんだもんw

道枝

もうっ!

○○

あ~、けど来てくれた時はかっこいいって思ったかも...?

道枝

かもってなんやw

○○

...あ、謙社くんは?帰った...?

道枝

俺、置いてった。

○○

え?!

道枝

大丈夫。家帰ってええよってLINEしといたから。

○○

あ、そうなんだ...。

謙社くんに会いたい。不覚にもそう思ってしまった。

道枝

家帰ったら連絡してやって。寂しいやろうから。

○○

うん!

道枝

あ、家とちゃう?

話しながら歩いていたらいつの間にか着いていたらしくすこし寂しい。

そして家に帰ったら1人、というのがその思いを余計に強くさせる。

○○

うん...バイバイ。

道枝

んも~!そんな悲しそうな顔せんでよぉ。

○○

そんな顔してないもん。(ボソッ

道枝

ほら、

そういって頭を撫でるみっちー。

みっちーの顔を見るとなんかニコニコしてて、

○○

...犬扱いしてるでしょ。

道枝

え?気付いた?w

○○

もう!犬じゃないもん!

○○

じゃあねっ!お気をつけて!!

○○

ベーっだ!

道枝

ww

犬扱いをしてくるからもう知らないとおもい家に入る。

扉を閉める前、何かをボソッとなにかをいった気がした。

「好きだよ」と。

けど私は知らないふりをしてそのまま扉を閉めた。

No,17 END

そ の 声 に ... 。

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