俺は親の顔を知らない
でも、俺には血の繋がってない兄弟がたくさんいた
俺は、運動が苦手だったがアクロバットだけはできた
ただそれだけなのに
俺はその日いつものように兄弟達にせがまれてバク転を披露していた
男の子
ねぇ大にぃちゃんいつものやってよ
女の子
私も見たーいやってよー
佐久間大介(幼少期)
えぇしょうがないないいよー
女の子
やったー
男の子
やったー
佐久間大介(幼少期)
ほいっと
女の子
かっこいいー
男の子
俺にも教えてよー
佐久間大介(幼少期)
ん?いいよー
???
、、、
兄弟達に教えているとスーツをきた男性が声をかけてきた
???
ねぇ君の名前は?
佐久間大介(幼少期)
おれ?
佐久間大介(幼少期)
俺は大介って言うんだ
???
そうか
???
なぁ君僕たちの家族になるか?
俺はその言葉を聞いて嬉しかった
本当の家族ができるんだと
2つ返事で俺はその人の家族になった
それが地獄の始まりだと知らずに