TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

MyGirl〜年上系の彼氏と年下系の後輩〜

一覧ページ

「MyGirl〜年上系の彼氏と年下系の後輩〜」のメインビジュアル

MyGirl〜年上系の彼氏と年下系の後輩〜

第3話 - MyGirl〜年上系の彼氏と年下系の後輩〜#3

584

2020年06月14日

#恋愛

#はる

#なにわ男子

#大西流星

#西畑大吾

🌸はる*💎

シェアする

この作品はいかがでしたか？

584

🌸はる*💎

プロフィール

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール

テラーノベルのスクリーンショット

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

ホーム

検索

通知

本棚

佐久平はる（さくひらはる）

だいちゃん、

佐久平はる（さくひらはる）

だいちゃん、

電話に出てくれない、

それにLINEも見てくれない、

1人部屋の隅で泣いてる私、

1人でだいちゃんだいちゃん、そう連呼してるだけ、

どうして。

だいちゃんは確かに私より年上

あーんもしたかったけど、だいちゃんに甘えるのは私じゃない、そう思ってしてなかった、

でもそれはただの言い訳、

しっかり謝らないと、

でも、だいちゃん、どこにいるんだろ、

とりあえずだいちゃんがいそうな所へ走って行く

#3

佐久平はる（さくひらはる）

ここもいない、

初めてのデートの場所、

2人で食事したところ

夜景を見たカフェ

どこにいってもだいちゃんの姿はない、

『一体どこに、』

そこにひとつの通知音

佐久平はる（さくひらはる）

だいちゃん？

通知音の正体は大吾の姉西畑めいから

｢大吾にはLINEしたけど既読つかないし電話も繋がらない｣

『すいません迷惑かけて、』

だいちゃん、このまま一生帰ってこないとかないよね？

急いで探さないと、

記憶にある全ての思い出の場所へ走った

けどどこにも大吾の姿はなかった、

佐久平はる（さくひらはる）

あ、あそこ、行ってない、

一つだけ思い出した

だいちゃんとの思い出の場所

それは

2年前

だいちゃんに呼ばれたのは綺麗な夕焼けの見える丘のような所

そこで話があるとだけ伝えられ

佐久平はる（さくひらはる）

あの、話って、

西畑大吾

俺、はるちゃんのこと、

西畑大吾

好きなんです！

西畑大吾

だから、

西畑大吾

だから、俺の彼女になってくれませんか！

佐久平はる（さくひらはる）

はい！お願いします！

ここが私たちの始まりの場所

唯一だいちゃんの前で流した涙

それはあの場所だけ

泣く時も笑う時もあの場所って約束したから

全力で走ってる私

だいちゃん絶対そこにいてね

佐久平はる（さくひらはる）

はぁはぁ、

佐久平はる（さくひらはる）

あ、

誰もいないベンチに1人膝を抱えて座っている

あの服あの髪型

だいちゃんだ、

佐久平はる（さくひらはる）

だいちゃん！

くるっと振り向いたのはだいちゃんだった

西畑大吾

な、なんできたん、

だいちゃんは涙を流している

それを見て私ももらい泣きをしてしまう

謝らないと、

佐久平はる（さくひらはる）

だいちゃん、ごめんなさい、

佐久平はる（さくひらはる）

私、だいちゃんが年上だからって甘えちゃだめだって、

佐久平はる（さくひらはる）

でもそんなの言い訳だって、

佐久平はる（さくひらはる）

ごめんなさい、

頭を下げて涙を流してしまう

そして私を抱きしめる手が見えた

西畑大吾

俺こそ、ごめん、

西畑大吾

後輩とご飯行ってたくらいで、嫉妬して、

西畑大吾

はるに体当たりして

西畑大吾

最悪やな、

佐久平はる（さくひらはる）

私、だいちゃんのことちゃんと好きだから、最悪だなんて思ってないから

西畑大吾

ありがとう

星空が見えるまで抱きしめ、泣きあって、

やっと二人共が落ち着いた頃

ひとつのLINEが、

佐久平はる（さくひらはる）

あ、だいちゃんごめんちょっと仕事の連絡してくる

西畑大吾

あ、うん、

LINEを開くと

大西くんから『先輩明日の休み少しの時間会えますか？』

明日、か、

｢少しならいいよ｣

『ありがとうございます！』『じゃあ会社のフロントで待ち合わせお願いします！』

｢了解｣

佐久平はる（さくひらはる）

だいちゃん

佐久平はる（さくひらはる）

帰ろ！

西畑大吾

おん！

次回

後輩（大西流星）がはるに？！彼氏（西畑大吾）が後輩に遭遇？！

#4

お楽しみに！