まるで、食い殺されそうな感覚だった
体の中から、蝕まれてる感覚がした
いっそのこと
落ちる所まで落ちれたら
ほんの少しだけ、楽なのに
中途半端に、生かされていた
切れてしまいそうな、ロープに
吊るされてるような
そんな、感覚
誰かが触れば、切れてしまう
それが、息が出来る理由だった
それが
それだけが
絶望せずに、生きられるものだった
コメント
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食い殺 さ れ そ うな感覚、蝕まれていく感覚にも関わらず、自分が生きていくための糧である今にも切れてしまいそうなロープを新しいロープと交換しないことが更に語り手さんを死から遠ざけている感じで素敵な物語だな、って思った💭 でも、そうすることでしか絶望せずに生きていけないっていうのが切ないからこれから幸せな出会いがあることを願う……