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今日も、美琴はいつものように虐められていた
目を逸らして、当たり前のように受け止めてしまう自分が憎らしい
本当に彼女のことを愛しているのに
蓮斗
一体、どうするのが正解だったのだろうか
俺がいじめを止めていれば、俺たちは
普通の青春を遅れたのだろうか
愛美
愛美
ガタッと、誰かが立ち上がった
華澄
愛美
伊織
華澄
美琴
池崎 華澄。以前から美琴の親友だった。
愛美
愛美
華澄
教室が静まり返った
伊織
愛美が彼女に、膝蹴りを入れた
華澄
愛美
教師
愛美
蓮斗
何もかもに嫌気が差した。 いっそのこと、どこか2人で遠くに行きたかった
蓮斗
蓮斗
蓮斗
俺は、週末を目指して、この苦痛に耐えることにした
遂に、デートの日がやってきた
今日だけは、なんの偽りない2人で居られるんだ
俺は胸を高鳴らせた
学校のことなんて、忘れてしまって
蓮斗
待ち合わせの場所にたどり着いた
蓮斗
美琴
蓮斗
蓮斗
美琴
蓮斗
久しぶりに見る、笑顔の美琴。
やっぱり、可愛い…というより、美しかった
改めて、美人だと思わされる
休日のデパートは相変わらず、人が混雑していた
鬱陶しいはずなのに、美琴のいるお陰で、そんな暗い気持ちが一切ない
それからは、服を見たり、クレープを食べたりした
本当に、理想のカップルっていう感じで
俺も勝ち組だって、誇らしげに思えた
美琴
その言葉が、心に鋭く刺さった
蓮斗
蓮斗
俺は顔を真っ赤にした
美琴
俺たちはデパートを後にして、最高なデートを締めくくる…
はずだった
愛美
愛美
伊織
伊織
蓮斗
美琴
美琴
美琴
愛美
愛美
愛美
伊織
蓮斗
愛美
愛美
伊織
蓮斗
愛美
愛美
愛美
美琴
伊織
蓮斗
蓮斗
蓮斗
愛美
愛美が悪趣味な笑顔を浮かべた
愛美
愛美
愛美
愛美
伊織
蓮斗
いじめられる位なら…
そんな考えが脳裏をよぎった。
もう、これしかないんだ、と。
蓮斗
蓮斗
蓮斗
美琴は一滴の涙を流した
また、よりを戻せばいい
俺はそう思って、美琴との関係を断ち切った