1日のはじまりのチャイムが鳴っている
俺は遅れて学校に登校した
蓮斗
そう信じていた、が、やはり恐怖は拭いきれなかった
ひょっとしたら、俺も美琴と一緒にいじめられるのではないか
そうすれば、勉強どころではなくなり、志望校に向かって行けるかも分からない
蓮斗
愛美
そこにいたのは、
痣だらけで横たわる、美琴の姿だった
美琴
蓮斗
愛美
蓮斗
愛美
愛美
伊織
健人
愛美
健人
伊織
愛美は思い切り、美琴の腹を蹴った
今日は、華澄も休みだ。 きっと、こいつらに虐められるからだろう
俺は今すぐにでも、こいつらを殴り飛ばしたかった
なのに、なんの庇いもできない
何もかも嫌で泣きたいのに、涙も流せない
俺は呆然と、ただ立って見てるままだった。
永遠と
18:00
蓮斗
蓮斗
蓮斗
既読もつかない
きっとブロックされているんだ
愛美たちの手によって。
完全に関わりを断ち切るつもりなんだ
蓮斗
蓮斗
蓮斗
華澄
華澄
華澄
華澄
華澄
華澄
蓮斗
華澄
蓮斗
華澄
華澄
華澄
華澄
華澄
蓮斗
華澄
俺の血の気が引いた
蓮斗
華澄
華澄
蓮斗
華澄
華澄
蓮斗
蓮斗
華澄
蓮斗
俺は、全速力で走った
言われた通りのビルに向かって
蓮斗
嫌な展開が脳裏をよぎる
その度に背筋が凍った
蓮斗
そのビルが見えた瞬間
そこには、救急車と大量の人だかりが見えた
蓮斗
警察官
蓮斗
蓮斗
俺は、美琴の死体の前に立ち尽くした
敷かれるブルーシート
その下には、確実にいつもの美琴がいた
蓮斗
蓮斗
美琴は、救急車に乗せられ、やがて運ばれていった
コメント
2件
前半戦終了! 次回から、いよいよ後半戦です! なんか、自分の小説ってこんな展開多いけど、過去作とはまた別の展開にしようと思ってるから飽きないでね…(切実)
美琴ぉぉぉ…(o;ω;o)