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その恋は実るのか？

第4話 - 貴方と共に

2023年01月24日

#創作

#BL

#あかがみんクラフト

#立ち絵改変

#改変済み立ち絵

#嫉妬系あるかも？

遥輝

ガチャ

遥輝

アイクさーん？朝ご飯出来てますよー？…あれ？アイクさん居ないな

遥輝

どこ行ったんでしょうか……胸騒ぎがしますね…

wato

おかえり…って、アイクさんおらんかったと？

遥輝

いませんでした…どこへ行ったんでしょうか

あちゃみ

アイクさんがなんも言わず出てくことありえないからなぁ

遥輝

(…あれ、そういえば)

遥輝

すいません。少し気になった事があるので、先食べててください

夏帆

？わかったわ

遥輝

…これ…

遥輝

嫉妬の器…マルガリータ

マルガリータ

呼んだかしら？

遥輝

ここに、嫉妬の悪魔…首藤禍世が来たか調べて

マルガリータ

任せて

マルガリータ

来てたみたいよ。昨夜、アイクさんが1人の時

遥輝

つまり…

マルガリータ

アイクさんと何か取引？みたいなのしたみたいだけど、詳しくは分からないわ

遥輝

いいえ、それが分かっただけでも十分です。お戻りください

マルガリータ

わかったわ

遥輝

ふぅ…って、うわっ！？

ドサッ

遥輝

あ、アイクさん！？何…して！？

アイク？

……

アイクさん？が遥輝をベッド押し倒してる

遥輝

何か…言ってくださいよ…！

アイク？

……

遥輝

…いや、貴方はアイクさんじゃない…そうだろ！禍世！

アイク？

……

アイク(禍世)

さすがね。怠惰の契約者なだけあるわ

遥輝

何故アイクさんの身体に居る

アイク(禍世)

この子が望んだのよ。私は選択肢を与えただけ

アイク(禍世)

決断したのはこの子自信よ

タッタッタッタッタ

アイク(禍世)

…あら、残念、お仲間の登場みたいね

アイク(禍世)

それじゃ、私は……『アイの塔』で待つわ。この身体の子を取り返したいのなら、1人でアイの塔へ来なさい

遥輝

あ！待て！

遥輝

……アイの塔…か

とも

遥輝大丈夫か？

遥輝

ええ、大丈夫です

バステン

気になる事って？

遥輝

いえ、ただの気のせいでした

ソーラ

そうなの？ならいいんだけど

遥輝

(1人で……か)

クミ

『まぁ、遥輝、ご飯食べな』

遥輝

あ、はい

クミ

(遥輝が出ていった後)｢皆、少し話が｣

とも

なに？クミ

遥輝

…美味しいなぁ

遥輝

(……これが最後になるかもなんだよな…)

遥輝

(アイの塔……か…アイク…待っててよ)

ソーラ

それで、話って？

クミ

｢遥輝…恐らく、何か隠してる｣

バステン

隠してる？

クミ

｢うん、多分ね。1人で何かしようとしてる多分聞いても話さないと思うし、知らないフリして、遥輝の後を付けよう｣

陽菜

わかったわ

琴音

そうね

大翔

そうだな。そうしよう

蓮

だな。

あちゃみ

あ、遥輝出ていきそうだよ

とも

え！？って本当だ！

ソーラ

急ぎましょ！

遥輝

………ここに

wato

こんなとこに何しに来よるけん？

夏帆

さぁ？

遥輝

……これは？

遥輝

華やぐ波、炎の宴、恵みの陽光、安息の闇、揺蕩う大地、雷鳴の囃子、旋風のロンド、白銀の園、マグマの胎動？

遥輝

ってあれ？張り紙が

9つの祝福受けし時屋上への扉開かれる

遥輝

…祝福を9個受けろって事か…

遥輝

…はぁ

アイク(禍世)

ふふ、これで、邪魔者を殺せるわ

え！？遥輝さんを自分のにしてくれるって約束じゃなかったんですか！？

アイク(禍世)

ええ、してあげるわよ、アイクさん。死した者はどこにも行かない。だから、死した彼は貴方の物になって、私は邪魔者を消せてwin-win。これで構わないでしょ？

…………

なるほど、そういう事でしたか

アイク(禍世)

んな！？

アイク(禍世)

何故…ここにいる

遥輝！

遥輝

9つの祝福を受けたからですよ

アイク(禍世)

そんなはずない！あれが…あの贖罪が一人の人間に…まさか、1人で来なかったわね！？

遥輝

いいえ、来ましたよ

アイク(禍世)

なら！なんで死んでいないの！？

遥輝

簡単な事です

回想

遥輝

嫌な予感しかしないですね。

遥輝

9つの祝福…ねぇ

遥輝

甘いんですよね

遥輝

『禁忌人形たちのカプリチオ』

遥輝

帰って来れる保証は無い。ならば、人形を送ればいい

遥輝

ほら、道が開けた

現在

遥輝

ってことで今に至るんです

アイク(禍世)

人形…なのね

とも

アイクさん！？(小声)

wato

いやでも、アイクさんと話し方違うくないか？(小声)

遥輝

禍世……アイクの身体から出てけ！

アイク(禍世)

ふふ、お前を殺して、この子のものにしてやるわ

嫉妬絡繰の嫉妬人形

睡牙眠りの勿忘草

アイク(禍世)

くっ！

死幻次元の夢物語

大罪祈りの無垢花

遥輝

アイクさん、いつまでそうしてるつもりですか？俺を自分のものにしたいのなら、悪魔になんて頼らないで、自分の力で頑張りなよ！

遥輝

悪魔や人に頼ってばっかじゃ、俺も、アイクの欲しい物も、全部自分の物に出来ないぞ！

遥輝

本当の気持ちを教えてくれよ！俺はあなたを受け入れますから！

アイク(禍世)

何を言って……っ！？

アイク(禍世)？

本…当……です………よね？

遥輝

勿論だよ。時間がかかったとしても、受け入れますよ！

遥輝

だから……帰って来て！アイクさん！

遥輝

皆が待っています！

アイク(禍世)？

ず…………っと

アイク

怖かったんです！嫌われるんじゃないかって…watoさんに遥輝が取られるんじゃないかって！(涙目)

遥輝

大丈夫です。俺は死ぬまで貴方と一緒に居ますから。大人になって、仕事に行くとかは別として、その他では、貴方と共に居ますよ

アイク

遥輝…さん…ありがとうございます…

遥輝

良いの良いの！アイクさんは迷子になってたのを助けてくれたんだから

禍世

くぅ……次こそは…

もう君は終わりだよ、禍世

禍世

…え？

君には失望した。アイクが知らぬうちに嫉妬していたから君に任せたのに、失敗するとは

禍世

で、ですが！！

もういい、君はもう要らない

禍世

そんな！？

さようなら、円尾坂に住んでいた腕の良い女仕立て屋首藤禍世

禍世

そん……な…

その後首藤禍世はアイの塔最後の贄になった

望んで行ったのでは無い。急にそうなったのだ

ここの地域はこの｢アイの塔｣に宿る9つの祝福を受ける｢メシア｣を創り、世界の寿命を行っていたらしい

ここら辺の寿命が15年ずつしか伸びなかったのは、メシアが1人だけだったからだという

俺達2人は、神と崇められた、…神なんて居ない。居るのはただ理不尽な神のフリをした悪魔だ。アイの塔での一件は俺達の記憶に深い深い傷を残した

帰ってきて、俺は皆に一連の出来事を話した

すると、皆がこう言った

｢遥輝の部屋にあった鋏、無くなってた｣って

見に行ったら、カヨの鋏が無くなっていた

ん？アイクさん？あぁ、帰ってくる途中で寝ちゃったから、ベッドに寝かせている

謎は深まるばかりである。首藤禍世の突然の死に首藤禍世が言っていた、｢あの人｣についてそして