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灰色の世界

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灰色の世界

1 - 灰色の世界

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141

2019年11月16日

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ま お

今回は作者 ま お が実際に見た夢の話

ま お

楽しんでくれると嬉しいです

私は気がつくと灰色の世界にいて...

ま お

はぁ、はぁ、はぁ、

おい、逃げるんじゃない!

ま お

やめて!

ま お

(怖い 怖いどうしよう)

ま お

(私死んじゃうの??)

おら!!

バッシャン!

ま お

きゃぁぁ

ま お

(うう、臭い)

ま お

と、灯油?

ま お

(父はライターを持っている)

そうさ

カチッ カチッ ボウッ

ま お

(父はライターに火をつけ私に近ずいてくる)

ま お

やめて

ま お

近ずかないで!

ま お

(このままじゃ私は燃えて死んじゃう!)

逃げるな!

おい、逃がさないぞ

ガシッ

ま お

(私は父に捕まりライターを近づけられた)

ま お

ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!

ま お

熱い!!!!

ははははははは!!

ま お

(私は必死に床に転がりなんとか火を消した)

チッ!

ガチャ

ドンドンドンドンドン!!!

ま お

誰かー!!

ま お

誰か!助けて!!

ガチャ

お婆さん

どうしたの?

ま お

入れてください!!

お婆さん

え、えぇ

ま お

はぁ、はぁ、

お婆さん

お嬢ちゃんどうしたの?

お爺さん

何かあったのか

ま お

父が突然襲ってきて...

ま お

殺される!!

ま お

(どうしよう、取り敢えず入れてもらったけど)

ま お

怖いよ....

ま お

匿って、匿って下さい!!!

お婆さん

.....分かった

お爺さん

念の為この包丁を持っていなさい

お爺さん

戸惑う必要は無いよ

ま お

分かりました

お婆さん

ここに入っていなさい

ま お

はい

お婆さん

じゃあね

バタン

ま お

(どうしよう 私1人)

ま お

(また父が来る....)

ま お

(怖いよ)

ま お

(この包丁で何とかなるのかな)

ドンドンドンドンドン!

お婆さん

お爺さん

私が出よう

お婆さん

はい

ガチャ

おい!

ここに居る事は分かってるんだぞ!

お婆さん

突然なんですか!

お爺さん

そうだぞ!

うるせぇ!!

グサ!

グサッ!

グサッ!

お婆さん

ぎゃぁぁ!

お爺さん

う″ぅ..........

ガラガラガラガラ

おい!

ま お

き、きゃぁぁぁぁ

ま お

(お、お婆さん達は!?)

ま お

ひっ!

ま お

(血が飛び散る和室にお爺さんとお婆さんは横たわっている)

ま お

(もう死んでいた)

ま お

あ、あぁ

ま お

そんな.......

おい 待てよ!

ま お

(と、取り敢えず逃げなきゃ!)

ま お

はぁ、はぁ、

ま お

(後ろを振り返ると血の着いたナイフを持って追いかけてきている)

ま お

(お爺さん達を殺したナイフ?)

ま お

お爺さん、お婆さん、ごめんなさい

ま お

ごめんなさい

ま お

(ダメだ追いつかれる)

グサッ

ま お

ぐ....うぅっ!

ま お

(脇腹を刺され私は蹲った)

カランカランカラン

ま お

(父はナイフを捨てライターに火をつけ迫ってくる)

もう逃げられないぞ

お前も終わりだ!!

お爺さん

戸惑う必要は無いよ

ま お

(お爺さん...そうだよね)

おらぁぁぁ!

ま お

(父が私に迫った瞬間)

カハッ!

ま お

はぁ、はぁ、

くっそ!お前!!

ま お

(そう言って父は倒れた)

ま お

(もう死んでいた)

ま お

私...勝ったんだ

ま お

この灰色の世界

ま お

なんなんだろう

ま お

夢なら覚めてよ....

ま お

(今ここには人はずっと居ない)

ま お

(いや、実際には私たちがいないような存在)

ま お

(誰もあのお婆さん達以外は私たちを見向きもしない)

ま お

(でも、私が父を指した瞬間誰もいなくなった)

ま お

まるで世界に私しかいないみたい

私は今もこの世界にたった1人で居る

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