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偶然の再会

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偶然の再会

1 - 偶然の再会

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2021年02月24日

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僕は一人カラオケが好きだ。

一人カラオケに行く日は

仕事が休みの火曜日の

10時〜15時までと決まっている。

さすがに同じ曜日、同じ時間ともなると

対応してくれる店員さんはいつもの店員さんで

すっかり顔馴染みの仲だ。

カラオケ店に入る

 

こんにちは。

カラオケ店員

いらっしゃいませ。

カラオケ店員

本日のご利用時間はどうなさいますか?

 

フリータイムで。

カラオケ店員

はい。それでは203号室になりますね。

カラオケ店員

ごゆっくりどうぞ。

 

ありがとうございます。

 

あれっ?あそこにいるのって新しい店員さん?

カラオケ店員

はい。

 

へーそうなんですね。

 

 

ん?もしかして…

新人店員

え?

 

やっぱり〜久しぶりー元気してた?

新人店員

う、うん。
今日は一人?

 

もちろん一人だよ。

 

まぁこういうご時世だしね。

新人店員

そうだね。
体調はどう?

 

うん、体調は崩してないよ。

新人店員

そっか、それなら良かった。

新人店員

あ、ドリンクは…

 

うん、ミルクティーだよ。

新人店員

今もミルクティー好きなんだね…

 

そう、だね…

 

あん時と変わってないよね。

 

やっぱり好みってそんなに変わらないし。

 

あ、ごめん。
仕事中なのに長々しゃべっちゃって。

新人店員

ううん。大丈夫。

 

仕事頑張ってね。

新人店員

うん。ありがとう。

自分のカラオケ部屋に入る

 

「好みってそんなに変わんない」、か…

 

僕はまだ、あの子の事が…好き、だ。

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