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コメント
2件
別にオタクでもいいよね~ 私はオタクさん全然welcomeなんだけどなぁ←自分もオタクな
ピピピピッ ピピピピッ
おはよう♡朝だよ♡
今日m…カチッ
ユウト
ユウト
大好きなアイドル、 リンちゃんのライブグッズの通販で買った目覚まし時計。
一番萌えるのが、 まさかの本人ボイス入り。
貯金箱の中にあった3000円をこれのためだけに使った。
おかげで現在金欠。
母親
母親
母親
ユウト
ユウト
ユウト
母親
ユウト
ユウト
母親
母親
母親
母親
母親
母親
母親
ユウト
ユウト
ユウト
母親
ユウト
ユウト
ユウト
レン
ユウト
ユウト
レン
レン
ユウト
レン
レン
ユウト
レン
レン
ユウト
レン
ユウト
レン
ユウト
レン
レン
ユウト
レン
レン
レン
ユウト
今日は最近よりもずっと暑い。
汗でメガネが下がって、 視界がぼやける。
クイッと直して、 また歩き出す。
ユウト
ユウト
先生
先生
先生
ユウト
ユウト
ユウト
ユウト
ユウト
ユウト
ユウト
先生
先生
ユウト
先生
ユウト
ユウト
ザワザワ……
うわ…さすがオタク…
人生負け組だよねー笑笑
先生
ユウト
先生
先生
先生
ユズキ
先生
ユウト
休み時間は、いつも1人。
でも、1人なのは 俺だけではない。
俺の隣の席のユズキさん。
当てられたら絶対に答えは合ってるし、ザ・優等生。
いつも1人で本を読んでる。
あ、立った。
どっか行った。
ヤマト
めんどくさいのにつかまった…
せっかくこれから リンちゃんが書いた小説読もう と思ったのに…
ヤマト
ヤマト
そうだそうだ とみんなが騒ぐ。
ほんとうるさい……
「番長」って 呼ばれてるだけある……
ヤマト
そう言って、ユズキさんの机に座った。
机がギィッと悲鳴をあげる。
ヤマト
ユウト
ユウト
ヤマト
ヤマト
すみません
この一言でうるさかった教室が静かになった。
ユズキ
ヤマト
キーンコーンカーンコーン
ヤマト
ユウト
ユウト
ユウト
ユウト
ユズキ
ユズキ
ユウト
ユズキ
ユズキ
ユズキ
とだけ言って、前を向いた。
ユウト
ユウト
俺は、少しだけ頭を下げた。
でも彼女は、 前を向いたままだった。
放課後、 俺は居残りさせられた。
20問全部答えをしっかり書いて提出しないといけない。
終わるまでは、帰宅できない。
ユウト
ユウト
ユウト
隣の席には、まだカバンが残っていた。
ユウト
ユウト
ユウト
パタッ
ユウト
彼女のカバンから、1冊の本が落ちた。
彼女がいつも休み時間に読んでる本だった。
ユウト
ユウト
ユウト
ユウト
パラッ……
ユウト
内容は、
男と男がイチャイチャする、 B*だ。
バサバサバサ!!
扉の方から紙がたくさん落ちる音がして、見ると、
彼女が立っていた。
ユウト
ユズキ
ユズキ
悲鳴をあげて、俺から本を奪い返した。
ユウト
ユズキ
ユズキ
ユウト
君が真面目なキャラを 「演じていた」 ということを知るのは、
もう少し先のこと。