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優來

・・・ミスターX

人間解剖係

・・・あぁ、帰ってきていたのか

人間解剖係

おかえり

優來

・・・ただいま戻りました

優來

1つ・・・お聞きしたい事があって

人間解剖係

なんだ

優來

ミスターXは・・・殺人鬼でしたか

人間解剖係

・・・は?

優來

ミスターXは・・・不老不死の・・・永久不滅の化け物ですか・・・?

人間解剖係

・・・君は僕が嫌いかね

優來

・・・

優來

嫌いじゃないです

優來

だから・・・教えて欲しいんです

優來

本当のことを

人間解剖係

・・・もし僕が君の言う通り不老不死で永久不滅の化け物であり、殺人鬼だとしたら

人間解剖係

どうするつもりだ

優來

・・・どうもしない

人間解剖係

・・・ならなんの為に聞くのだ?

優來

私は

優來

あなたを知りたいだけです

優來

あなたはなんの理由もなしに人を解剖したり殺すような人ではないと思います

優來

だから・・・何か理由があるんじゃないですか

人間解剖係

・・・

人間解剖係

こんなに信頼をされていたとは知らなかったよ

優來

え・・・?

『どうか死なないでくれよ』

『存分に楽しませてくれ』

そう言ってミスターXは私をミスターXと共に地下室に閉じ込めた

目が覚めると私は全身を縄で縛られていた

優來

・・・ミスター・・・X

優來

私に・・・何をするつもりですか・・・

人間解剖係

君は何も気にせず眠っていればいい

人間解剖係

苦しかっただろう、今まで

人間解剖係

人間解剖係なんて言う宿命から逃げるのは。

優來

・・・人間解剖係は私の宿命ではないのでは

人間解剖係

・・・忘れているだろうな

人間解剖係

君が小さい頃、私が君に打った薬を

優來

薬・・・?

人間解剖係

君は、人間解剖係の者になってしまっているんだよ

人間解剖係

何故って?

人間解剖係

僕がそうしたからさ

人間解剖係

君が成長し、事実を知った時、宿命だから逃げられない状態にすれば君はどこにもいけない

人間解剖係

そう僕は思った

人間解剖係

だから薬を打ったんだ

人間解剖係

独特な痛みが走っただろうねぇ

人間解剖係

うひゃひゃひゃひゃ・・・!

そう言って笑うミスターXはまるで別人のように狂った顔をしていた

優來

やめて・・・何をするのよ・・・

人間解剖係

君を

『この世から駆逐するんだけさ』

優來

駆逐・・・

私は突然ものすごい怒りが込み上げてきた

優來

ふざけるな!!

優來

殺人鬼が・・・永久不滅の化け物が・・・私を駆逐出来ると思うな!!

人間解剖係

・・・こりゃあ驚いた

人間解剖係

・・・どうやら君に能力を与えてはいけなかったようだな

私は両手に大きな剣を握った

そして

体のあちこちから化け物の様な腕を生やした

優來

私には夢がある

人間解剖係

夢、か

人間解剖係

僕にもあるよ

優來

・・・お前に夢などあるものか!

優來

黙って死ね・・・!!

人間解剖係

それは出来ないね

人間解剖係

永久不滅の化け物なんだから

優來

なら・・・私が永久不滅じゃなくしてやるよ

私はミスターXのお腹に向かって大きな剣を1本思いっきり投げつけた

人間解剖係

おわぁっ・・・!!

人間解剖係

(おいおい、ここまで強くなれる能力は与えていないはずだろう?!)

優來

私はね・・・

優來

本当は覚えてるよ

優來

お前に薬を打たれたこと

優來

当時は恐怖で怖くて怖くてたまらなかった

優來

だけどその時思ったんだ

優來

この先何が待っていても、この人の為ならどうなってもいいって

優來

だけどで間違っていたようだな

優來

駆逐されるのは・・・どっちだろうなぁ

優來

最後に生きて解剖して戦えるのは・・・

優來

どっちだろうねぇ?

人間解剖係

っ・・・!!

人間解剖係

君は・・・そんな子じゃないだろ・・・?!

優來

残念

優來

私はね、万が一のために本当の力は隠してたから

優來

お前が知ってる私とは違うだろうな

苦しい

本当は・・・ミスターX過去がどうであれ

殺したくない

だけど・・・

私が弱くないことを見せつけなきゃ

ミスターXに解剖、もしくは殺されてしまう・・・

そんなの絶対に嫌だ!

優來

覚悟は決まった?

優來

全力で私と戦ってよね

さぁ

1度目の戦いを

始めましょう

呪われた運命のミスA

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