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あれから2〜3週間が過ぎた頃...
ヒソヒソ
うわっ...あの人って“あの件”の密告者なんでしょ?
最悪っ‼︎私の友達を売って...死ねばいいのにっ‼︎
まだ学校来てんのかよww
宍戸
宍戸
俺は学年から嫌われていた。
教室
ガラガラ...
教室の扉を開けると全員が俺のことを見る。
ヒソヒソ
キッモ‼︎何アイツww
友達売るとか最低ー‼︎
どこの誰が俺が密告したと言ったのかは分からない。
だが、気付けば俺は学年の嫌われ者になっていた。
すれ違いざまの悪口や陰口は日常茶飯事である。
さらに連絡の取れなくなった不知火さんはというと...
不知火
彼氏
音信不通になって1週間後には新しい彼氏が出来ていた。
宍戸
そして仲が良かったA吉は、俺が密告者だと知ると話しかけなくなった。
正直言って学校は休みたいが、大学に響く為休めない。
宍戸
榊原は反省文になったが自主退学を申し出た為、もう学校にはいない。
宍戸
俺は一刻も早くここから立ち去りたい為、保健室に向かった。
保健室
宍戸
保健室には誰もおらず、閑散としていた。
宍戸
無断でベッドに横たわる仮病の俺...
宍戸
するとそこへある女子生徒が入ってきた。
???
???
???
???
宍戸
ずっと“この件”に関して考えていたせいでテストのことなど忘れていた。
それが前日じゃなく当日の朝、しかも保健室で思い出すとは...
宍戸
俺はこの時、再試を頑張ろうと心に決めたのだった。
そんなことを考えていると、困っていた女子生徒がこちらに気が付いた。
???
宍戸
???
宍戸
???
俺は友達に借りろよと思いながらも忘れ物BOXの場所へ案内した。
???
???
宍戸
???
あれ?何かこの人、俺のことガン見してない...?
まさか...“あの件”のことで何か言われるっ⁉︎
???
宍戸
???
???
宍戸
宍戸
???
何だこの人は?と思っていると女子生徒は口を開いた。
???
宍戸
???
それからこの女子生徒はオカルトな話を俺にしてきた。
???
???
宍戸
???
宍戸
???
???
宍戸
???
???
宍戸
その時、テスト開始5分前の予鈴が鳴った。
???
???
???
???
???
宍戸
???
その女子生徒は言いたいだけ言うと、自分の教室に戻って行った。
宍戸
俺は疑問を感じながらベッドに再び横たわった。
宍戸
宍戸
宍戸
俺は暇をつぶす感覚で屋上へ向かうことにした。
屋上
宍戸
そう思い、俺がレバーに触ろうとすると扉が勢いよく開いた。
水鏡
水鏡
宍戸
俺は突然現れた謎の少女に引っ張られ、強制的に屋上に入ることになった。