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ハロー!!私はタユナ。
アメリカと日本のハーフなの
ママが日本人でパパがアメリカ人
そのせいか、私は昔から周りとは少し違う人と思われていて、いつでも少し距離を置かれる
だけどある時本当の親友が出来た…
これは3年前の中学校の始業式の時の出来事
私は1人、教室で本を読んでいた。ホラーものの小説だ。
私だけが教室で少し浮いていた
そんな時、頭の上から女の子らしくて可愛らしい声が聞こえた。
美麗衣
最初はとてもびっくりした。でも、話しかけて貰えたことが嬉しくて、直ぐに仲良くなった。
大関美麗衣という名前の漢字にもある通りとても綺麗な顔立ちしていて、仕草は可愛いし優しくて男子からも女子からも好かれていた
こんな私にも少しも距離を置くことなく仲良くしてくれる
そして、高校生になった今でも友人関係は続いている
タユナ
美麗衣
タユナ
美麗衣
タユナ
やっぱり美麗衣は優しい
美麗衣
タユナ
美麗衣
まって、私、その人知ってる
関わったことはあんまりないけど、確かものすごく人気者なんだよね。
サッカー部に入ってて、スタメン。ものすごく強いらしい
でも、どうして美麗衣が孝先輩と?
美麗衣
タユナ
私は一目惚れなんてされたことないよ…
美麗衣
タユナ
なんか、置いて行かれた気分…
タユナ
今日は美術部の活動がなかったため、1人で下校中
なんか、胸がモヤモヤする…
美麗衣のことは大好きなのに、ずるいって思っちゃう
孝
突然、後ろから男らしい涼し気な声が聞こえた
みるとそこには…
タユナ
なんで名前知ってるの?!
孝
タユナ
やばい。こんなイケメンに顔立ち整ってるなんて…嬉しい!!
孝
タユナ
どうしよう…私…私…なんでこんなにドキドキしてるの?
孝
おでこに先輩の手が触れる
暖かくて大きな手
私…もしかしたら…
この人が好きなのかも
タユナ
孝
ダメだよ、タユナ。しっかりして!!孝先輩は美麗衣の彼氏だよ?なんで恋なんてするの!!冷静になりなさいっっ!!
後にこの気持ちが美麗衣の人生を大きく変えることになった