真理子
もう!ほんとに、嫌になっちゃう
真理子
隣のバカ息子の音楽がうるさいから、注意したんだけど
真理子
それからずっと逆恨みして
もっと爆音で流して!
もっと爆音で流して!
憲司
ああ
真理子
会っても挨拶もしない
憲司
うん
真理子
無言で睨みつけて
憲司
うん
真理子
中庭の生ゴミ、あれ絶対、隣のバカ息子の仕業よ
憲司
でも、証拠もないんだろ
真理子
そうだけど
真理子
他に誰があんなことするのよ!
憲司
うーん
真理子
もー!
真理子
ほんとイライラするー!
憲司
まあまあ…
真理子
あなたにはわからないのよ!
憲司
…ごめん
翌日
憲司
ただいまー
真理子
あら、おかえりなさーい
真理子
すぐにご飯の準備するわね
憲司
うん
真理子
ふんふんふーん♪
憲司
あれ、やけにご機嫌だな
真理子
えー?そう?
憲司
何かいいことでもあったのかい?
真理子
んー。まあね♪
憲司
ふーん
憲司
(ヒステリックに当たられなくて良かった)
真理子
さあ!どうぞー召し上がれ
憲司
お
憲司
ビーフシチューか
憲司
うまそう♪
真理子
たくさん食べてね
憲司
いただきまーす
ぱくっ
憲司
憲司
……
真理子
どう?
真理子
美味しい?
憲司
憲司
う、うーん
憲司
味は美味しいけど
憲司
肝心の肉がなぁ
憲司
硬いし、味も臭みが…
真理子
あら?
真理子
そう?
ぱくっ
モグモグ
真理子
真理子
ほんとね
真理子
まずいわ
憲司
だろ?
真理子
やっぱり育ちがわるいとダメね
憲司
育ち?
憲司
これ、どこ産の肉?
真理子
ああ
真理子
これ?
真理子
お隣産よ






