志保も俺も 、仕事は順調に進んでいた。
志保の提案で、
会う時間がないので週末は志保の家に泊まるようになった。
このままでは同棲になってしまうのでは、と俺は志保のお母さんに会った。
志保のお母さん
爽太君、志保をよろしくね~
なんて、気軽に話してくれる明るく面白いお母さんだった。
お母さんが話してくれた。
幼稚園の頃におじいちゃんが亡くなって、思い出のものを家中探したことがあったという。
その時、おじいちゃんからもらった手紙やプレゼントなどを見つけ、大事に宝箱へ入れた。
志保は、人はいつかいなくなる、ということを幼稚園の頃にはちゃんとわかっていた。
志保のお母さん
もう会えない、もう会えないって泣いて泣いて大変だったのよ
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