TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

絵麻

そういえばしゅう君衣装合わせは終わったの?

柊人

え、いやまだ終わってないかな

絵麻

え!なら早く言ってよ

絵麻

ごめんね、手伝わせたりして

絵麻

ここのことは気にしなくていいから行ってきていいよ

柊人

でも、絵麻一人になる…

絵麻

大丈夫大丈夫!

しゅう君の肩を押して衣装合わせのところまで連れて行く

絵麻

じゃあ衣装合わせ頑張ってね

絵麻

はぁ

なんとかしゅう君から距離をとって1人廊下でボーっとする

なんだか最近ため息が出てしまう

別に嫌なことなんてないし、どちらかというとしゅう君とも学校では今まで通りに過ごせているし

あの日の事も気のせいって自分に言い聞かせている

もう考えるのも疲れちゃったの

絵麻

もえちゃん早く帰ってこないかな

凛久

…そこは僕じゃないの?

絵麻

へ?

絵麻

あ、凛久君

後ろから抱き着い来る凛久君

凛久

先輩に会いたくて来ちゃった

絵麻

う、なんか凛久君最近すごいよね

凛久

え?なにが?

目をキラキラさせてまるで子犬みたいなかんじ

さすが小悪魔

絵麻

なんていうかスキンシップとかいろいろ

凛久

だってそんなの決まってんじゃん!

凛久

やっと先輩と付き合えたんだからさ

さっきまでのかわいい雰囲気とは違う

少し低い男の子ってわかる声

絵麻

ちょ、近いよ

凛久

えーいいじゃん

絵麻

何がいいの、誰かにみられたらどうするの!?

凛久

僕的には絵麻先輩は僕おって言えるからいいんだけど

凛久

見せびらかしたい

にやって笑って私の髪をいじる凛久君

萌花

おーい、公共の場でいちゃつかないでもらえますー?

凛久

あ、絵麻先輩と仲いい人…と?

え、えまちゃん…

絵麻

ん?どうしたの上原君

萌花

あー純には言ってなかったんだった

萌花

この二人この前からつきあってんのよ

…え!は!え!?

だ、だって絵麻ちゃんは…

萌花

すとーっぷ

上原君が何か言いそうだったのを、もえちゃんが止める

萌花

菅本君もそろそろ私たち作業に戻らなきゃいけないから

萌花

そろそろ、絵麻を返してくれる?

凛久

はぁーい

凛久

またね絵麻先輩

絵麻

うん

凛久君は歩いて行っても時々こっちを向いて手を振ってくれるから

私もりくくんが見えなくなるまで手を振っていた

萌花

ラブラブですなぁ

絵麻

そちらさんほどじゃないと思うけど

いえ、ちょっと誰か俺に状況教えてくれる?

萌花

んあ?だから絵麻と菅本君はつきあってんの

…絵麻ちゃんほんと?

絵麻

うん、ほんと

私の心の中を見透かすような目で見られて視線を逸らすとその先には衣装合わせが終わったしゅう君と目があった

いつからしゅう君が見てたかなんてわからない

しゅう君はもえちゃんたちがいるのも気づいてか、少しだるそうにこっちに来た

柊人

お前ら帰ってくるの遅すぎだろ

ごめんごめん

萌花

いいじゃない、みんなのも買ってきたんだから

柊人

おお、ありがとう

もえちゃんからジュースをもらって一口飲む

ずっと作業ばっかりで乾いていた喉に炭酸がしゅわしゅわして

絵麻

ぷはっ!

萌花

あーしみるわ

2人ともおばさんみたい

柊人

純殺されるぞ

そのあとみんなで笑って

しゅう君の彼女が迎えに来たことをきっかけで解散になった

凛久

先輩と初めての放課後デート♪

凛久

なに食べる?パフェを2人で分けるなんてどう?

絵麻

凛久君の好きなものたべよ

絵麻

それにしてもなんでそんなにご機嫌なの?

解散した後に凛久君にご飯を誘われてファミレスに入って今に至る

凛久

そりゃね?だってここうちの学校の生徒いっぱい来るから先輩は僕のって見せびらかせれるから

確かに周りを見ると見慣れている制服を来ている人たちが、ちらほらいる

凛久

そんなことより先輩のクラスは何するの?

絵麻

文化祭?

凛久

そうそう!それに先輩って文化祭の実行委員って一人でやってるの?

凛久

だって集まりにはいつも先輩1人だけだったし

絵麻

もう一人の人はクラスのみんなに指示してもらっているの

絵麻

私は苦手だから代わりにって

絵麻

でも、先生に怒られてたから次からは出てくるんじゃないかな?

凛久

ふーん

凛久君はたまに見せる探るような目で私を見てきて視線を逸らす

別に何もないけど

そらしてしまった

だって、もう一人の実行委員はしゅう君だから

凛久

文化祭一緒に回ろうね、先輩

絵麻

うん、もちろん

その時に凛久君が見せた笑顔が可愛くて

この笑顔は絶対に私が壊すわけにはいかないとひそかに心の中で思っていたの

そして文化祭まであと二日となったとき

実行委員の最期の全体作業

先生

やっと中島が来たな

絵麻

遅くなってすみません

先生

いや、小泉が謝ることじゃないぞ

先生

すべては中島が悪い…って聞いてんのか中島!

柊人

聞いてますよー

柊人

その分今日頑張るんで許してください

先生

ならいい

なんとかしゅう君を実行委員会に連れてこれて一安心とはいかなくて

初めての事に苦戦しているしゅう君のサポートをしつつ自分の作業をやらなきゃいけなくて

私の分の作業が終わるころには魂が抜けたようにベンチに座り込んでいた

ずっと体育館で作業していたおかげで軽い脱水症状みたいになってて

そんな体調の中太陽が照り付けるベンチに座ったもんだから

目の前がくらくらして…

ドサっ

急に視界が暗くなって

私の意識はそこで途切れてしまった

それでも君が好き

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

2,016

コメント

3

ユーザー
ユーザー
ユーザー
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚