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主。
主。
⚠️軽い流血表現があります、苦手な方はご注意を!!⚠️
主。
主。
Ak
国王陛下に見送られながら国を出たオレたちは、 今後の方針について話していた
Mz
Kty
Mz
Ak
今後のことについてMzちとKtyちと3人で話し合っていると、 Tg王子が不機嫌そうな顔でオレに突っかかってくる
Tg
Tg
Ak
Kty
Tg
Tg
Mz
Kty
Ak
オレが少々遠い目をしていると、またTg王子に不服そうな顔をされる
Ak
Tg王子の扱いが難しすぎてオレが心の中でそう叫んでいると、 周辺の地理情報についてある程度知っているというKtyちが言う
Kty
Kty
Mz
Kty
Kty
Tg
Ak
Ak
情報を集めるために村についたオレたちは、 多くの冒険者たちが集うという村の酒場に来ていた
Ak
師匠の両親が経営している定食屋と似たような雰囲気を感じて 1人感慨に浸っていると、後ろから他の3人も店に入ってくる
Kty
Tg
Mz
Kty
Kty
Mz
Kty
Kty
Mz
Tg
オレだけではなくMzちのこともじとーんと見ている Tg王子にオレはさらに混乱するが、少し雲行きが怪しいので 強引に話題を変えた
Ak
Mz
Kty
オレ達が周りの人たちに聞き込みをしようとしたところで、 とある話し声が聞こえてきた
Jl
Jl
泣きそうな声で何かを探しているその人に、オレは声をかけた
Ak
Mz
Kty
Tg
Jl
Ak
Jl
Jl
Ak
Ak
Ak
Jl
Jl
Ak
Ak
Jl
Ak
Ak
Ak
Kty
Tg
Mz
Ak
Mz
Mz
Ak
Jl
Ak
Jl
Jl
Jl
Jl
Jl
Ak
その北の洞窟に案内してくれるというJlさんについて、 オレたちは酒場の扉から外に出た
Tg
Tg
Jl
Jl
Ak
Kty
Jl
Jl
Jl
Mz
Mz
Jl
Jl
Tg
Ak
その後地下3階までくまなく探したが、Jlくんが探しているという ロケットペンダントは今のところ見つかっていない
Jl
Jl
泣きそうになってしまいそうなJlくんを見て どうにかペンダントを見つけてあげたいと思うが、 やはり探し物は見つからない
Ak
ロケットペンダントが見つからず途方にくれていると、 子供の泣き声が聞こえてきた
子供
Ak
Tg
Mz
Jl
怪我をしている子供にオレとTg王子が駆け寄っていくと、 途中でその子供の姿が消え、ガン、と床が沈む音がする
Ak
Tg
Jl
直後、体が一瞬宙に浮いた心地がして、 オレとTg王子の体が重力に従って落下し始めた
Ak
Tg
Kty
Mz
Jl
Jlくんがそう叫んだ声が聞こえてしばらくしたころ、 オレの体が洞窟の床に打ち付けられた
Ak
Ak
後から落ちてきたTg王子の体を受け止め、 その衝撃を最小限に抑える
Ak
Tg
Tg
Ak
Tg
Ak
Tg
Jl
Ak
Ak
Jl
Jl
Mz
Mz
Mzちがそう叫んだのを聞き届けた数秒後、 オレはTg王子の向こう側から獣の唸り声のようなものが 聞こえてくるのを捉えた
狼っぽい魔物
Ak
Ak
Tg
王子に襲いかかろうとした魔物をとりあえず剣で切りつけて、 攻撃対象を自分に移す
狼っぽい魔物
危害を加えられてオレに敵意を向け始めた魔物から隠すように Tg王子を背中の後ろに回し、オレはその魔物と睨み合った
Ak
Tg
魔物がオレに襲いかかってきて、 少々避けるのが遅れてしまったオレの腕にピリッと痛みが走り、 切れた服の布の隙間からじわりと生暖かい血赤の液体が少しにじむ
Tg
Ak
Ak
続けて攻撃を加えてこようとする相手の攻撃を今度はしっかり避け、 攻撃を外したため相手にできた大きな隙を利用して 間合いを詰め、今度はこちらから攻撃を加える
それを何回か繰り返すと、体力の限界を迎えた魔物が 灰になって消えていったので、これでオレの勝利だ
Ak
勝利することができて安心したオレはほう、と息を吐き、 自分の後ろにいるTg王子に声をかけた
Ak
Tg
ピリピリと痛む腕を押さえながらオレがそう声をかけると、 彼は何か意を決したようにキュッと唇を引き結んで、 オレの腕に手をかけた
Ak
次の瞬間、王子の手がぽうっとあたたかい光を放ち、 みるみる傷口がふさがって痛みも引いていく
Ak
Tg
Ak
Tg
Tg
Ak
Tg
Ak
Ak
Tg
Ak
Tg
Tg
Tg
Ak
オレが握手をしようと手を差し伸べると、 彼は照れくさそうに笑ってオレの手をぎゅ、と握り返してくれた
しばらく2人で握手をしていると、視界の端で何かがきらりと光る
Ak
その光の発生源に目を向けると、そこにあったのは金色の楕円形のフレームに 銀色のチェーンが付いているロケットペンダントだった
Ak
Jl
頭上から降り注ぐJlくんの声に、オレは少しテンション高めの声で 返事をする
Ak
Jl
Jl
Tg
Ktyちが降りてくるのを待つこと数分後、 洞窟の同じフロアからKtyちの声がした
Kty
Tg
Kty
洞窟の先の方に見える曲がり角からKtyちが姿を現し、 Tgちゃんが彼に向かって手を振ると彼はこちらに駆け寄ってきた
Kty
Tg
Kty
Kty
Tg
Kty
王子の言葉を聞いてにこりと微笑んだKtyちの表情は、 弟の成長を喜ぶ兄を思わせるような優しい色と欲しいけど手に入らない何かを 見つめている時のような辛そうな色が混ざった、複雑なものだった
Ak
その表情にはどのような理由があるのだろうかとオレが考えていると、 複雑な表情をすっかりおさめたKtyちが続ける
Kty
Kty
Tg
Ak