鬼滅落書き小説

注意事項 会話なし 死ネタ(？) 暗め CPなし

人は、案外すぐ死んでしまう。 そんな体で、鬼と戦うというのは非常に苦しく、辛く、残酷なことである。 鬼殺隊であるということは、辛く、苦しい事だ。 どの者にも、残酷な死がある。 鬼と対峙する限り、 鬼が存在している限り。 人が何かと対峙する限り、 人といる限り、 人が、存在している限り。 世界は、残酷だ。 「水柱、日柱、十二鬼月との死闘により、重症!! 直ちに山にいる柱は向かえ！」 世界は、残酷だ。 死は、残酷だ。 大切な物ですら、全て、連れて行ってしまう。 『あぁ、神さま、連れていかないで。』 誰もがただそう願う。 無意味な願いをただただ想うしかないのだ。 *＊鬼が、居ない世界で彼らと出会えたら＊* 行かないで。