TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

俺様王子の命令は絶対だ。

一覧ページ

「俺様王子の命令は絶対だ。」のメインビジュアル

俺様王子の命令は絶対だ。

7 - 俺様王子の命令は絶対だ。#7

♥

827

2019年05月01日

シェアするシェアする
報告する

湊 竜星

手伝って欲しいこと?

湊 菜穂

そう。

湊 菜穂

透也の彼女を邪魔して欲しいの。

湊 竜星

どういうこと?

湊 菜穂

さあ?好きにしていいよ。

湊 菜穂

とにかく私は透也に近づきたいから。

湊 菜穂

彼女が近づかないように阻止してよ。

湊 竜星

そ、そんな。ムリだよ。

湊 菜穂

いいじゃん。

湊 竜星

彼女って誰なの?

湊 菜穂

えーと…確か…。

湊 菜穂

ここの学校でアンタの同じ学年の…。

湊 菜穂

成海 しおってやつだったかな。

湊 竜星

成海…。

湊 菜穂

知り合いだったりする?

湊 竜星

うん。知り合い。

湊 菜穂

だったら話が早い!

湊 菜穂

それじゃあ、阻止よろしく〜。

湊 竜星

(大変なことになった…。)

湊 竜星

(まさか成海さんの彼氏がお姉ちゃんの元カレだったとは…。)

湊 竜星

(でもこれってチャンスなのでは!?)

湊 竜星

(成海さんには申し訳ないけど成海さんに近づけるチャンス!)

湊 竜星

有効活用…するべきだよね…。

成海 しお

(昨日…どうなったんだろう…。)

成海 しお

(元カノとまた付き合うことになったとか…?)

成海 しお

(だったら私はアイツから解放される…!)

成海 しお

(…だけど、どうして全然嬉しく感じないんだろう。)

昼休み

成海 しお

(お昼になっちゃった…。)

成海 しお

(授業も全然集中出来なかったし…。)

成海 しお

(朝ごはん…ちょっとしか食べなかったせいかな…。)

成海 しお

もっと食べなきゃ…!

朝日 深月

しおー。

成海 しお

深月、なに?

朝日 深月

湊 竜星が呼んでる。

成海 しお

え?

成海 しお

ホントだっ!

成海 しお

いってくる!

朝日 深月

……。

成海 しお

わー。

成海 しお

ここ使えたんだね!

成海 しお

知らなかった。

湊 竜星

僕も最近知ったんだ。

湊 竜星

ここ、日当たりもいいし、誰も来ないし。

成海 しお

空き教室って感じが全くしない笑

湊 竜星

だよね笑

成海 しお

(お昼…今日行かなくてもいいよね…。)

成海 しお

(朝来なかったし…。)

湊 竜星

どうしたの?

成海 しお

ん、ううん!なんでもない!

成海 しお

それより、早く食べようよ!

湊 竜星

そうだね。

成海 しお

……。

湊 竜星

成海さん全然食べてないけど大丈夫?

成海 しお

あ、ああっ、ちょっと考え事してて…

湊 竜星

考え事…?

成海 しお

うん…。

成海 しお

でも大丈夫!

湊 竜星

そう…?

成海 しお

あ、この玉子焼きあげるよ

湊 竜星

え、いいよ。

湊 竜星

成海さんのでしょ。

成海 しお

いいよ。ほら、あーん。

湊 竜星

や、あの…

湊 竜星

(これは…食べていいのか…。)

湊 竜星

じゃ、い、いただきます。

湊 竜星

はぐっ!

湊 竜星

ん!これは…!

湊 竜星

おいしい!

成海 しお

本当?

成海 しお

よかった!

湊 竜星

(か、可愛い…。)

成海 しお

湊くんはおいしそうに食べてくれるから嬉しい。

湊 竜星

そ、そうかな…。

成海 しお

うん!

湊 竜星

(し、心臓がいろいろとヤバい…。)

湊 竜星

(緋色 透也は毎日こんなことやってもらっているのか!?)

湊 竜星

(羨ましすぎる!!)

※やっていません。

キーンコーンカーンコーン

湊 竜星

予鈴…

成海 しお

ヤバい!急ご!

湊 竜星

(もっと一緒にいたかった…。)

教室

朝日 深月

しお。

朝日 深月

さっき緋色先輩が来てたよ。

成海 しお

え?うそっ…。

成海 しお

今日休みじゃ…。

成海 しお

(うそ…来てたの…?)

湊 菜穂

透也〜!

緋色 透也

ついてくんな!

湊 菜穂

え〜?なんで!

湊 菜穂

湊 菜穂

あれ?今日は彼女さんいないの?

緋色 透也

うっさい。

湊 菜穂

もしかして、フラれたとか…?

緋色 透也

……そんなわけ

湊 菜穂

あ、そういえばさっき

湊 菜穂

うちの弟と一緒にお昼食べてたの見たよ?

緋色 透也

は…?

湊 菜穂

二人とも仲良さそうだったな。

湊 菜穂

彼女さん透也いる時よりも笑顔だったし。

緋色 透也

っ…。

湊 菜穂

ねえ、もう彼女のことは諦めて…

湊 菜穂

私と付き合おうよ。

緋色 透也

ふざけんなっ!

緋色 透也

お前となんか一生付き合わねえ!

湊 菜穂

えー!なんで!

緋色 透也

お前よりも大事なんだよっ…!

湊 菜穂

……。

湊 菜穂

なによ…

湊 菜穂

もういい!!

湊 菜穂

(ムカつくムカつく!)

湊 菜穂

(なんで私のことは見てくれないの!?)

湊 菜穂

……。

湊 菜穂

(あ、そっか。)

湊 菜穂

私が直接言えばいいんだ!

湊 菜穂

頭いい〜!

放課後

成海 しお

(結局、今日一回も会わなかった…。)

成海 しお

はぁ…。

湊 菜穂

成海しおって人いる?

成海 しお

え…?

湊 菜穂

急に呼び出してごめんね?

成海 しお

いえ…。

成海 しお

(この人が…アイツの元カノ。)

湊 菜穂

ちょっと、お願いがあって…。

成海 しお

なんでしょうか。

湊 菜穂

透也のことフってくれない?

成海 しお

…え?

湊 菜穂

そうすれば透也も諦めると思うから。

成海 しお

で、でも。

湊 菜穂

なに?お願い聞いてくれないの?

成海 しお

いや…。

湊 菜穂

じゃあいいじゃん!!

成海 しお

……

湊 菜穂

はぁ…。

湊 菜穂

じれったいなあ…

湊 菜穂

もう!スマホ貸して!

成海 しお

え…

湊 菜穂

いいからはやく!

成海 しお

は、はい!

湊 菜穂

……

湊 菜穂

…よし

湊 菜穂

これでいい。

湊 菜穂

はい。返す。

成海 しお

…えっ!?

湊 菜穂

私が別れの文を透也に送っといてあげたから。

湊 菜穂

これで透也も諦めるはず…!

成海 しお

そ、そんな…!

成海 しお

勝手に困ります…!

湊 菜穂

なに?なんか文句あるの?

成海 しお

ありますよ!

成海 しお

…だって

湊 菜穂

だって何よ?

成海 しお

…だっ…て…

湊 菜穂

は?泣いてるの!?

湊 菜穂

やめてよ!

湊 菜穂

私がいじめたみたいじゃん!

湊 菜穂

ていうかいいでしょ!?

湊 菜穂

あなた彼女のフリをしているんでしょ!?

成海 しお

え…どうしてそれを…

湊 菜穂

だったらいいじゃない。

湊 菜穂

別れられて嬉しいでしょ?

成海 しお

成海 しお

嬉し…く…

湊 菜穂

え?なに?

湊 竜星

なにやってんだよ!!

成海 しお

…湊くん!?

湊 菜穂

竜星!?

湊 菜穂

なんで!?

湊 竜星

お姉ちゃんなにやってんだよ!!

湊 竜星

いくらなんでもやりすぎだ!!

湊 菜穂

だって!だってだって!!

湊 菜穂

透也全然振り向いてくれないんだもん!!

湊 菜穂

だからだから!!

湊 竜星

だからってそこまでするか?

湊 竜星

泣かせるまでいじめるなよ!

湊 菜穂

いじめてない!!

湊 菜穂

私は…私は別れさせてあげただけなんだから!!

私は気づかなかった。

送られた別れのメッセージに既読がついていたことを…。

loading

この作品はいかがでしたか?

827

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚