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7 - 届かないノート ~7話~

♥

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2020年04月16日

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奏多

凛ちゃん

奏多

また寝てる
ふふっ(笑)

奏多

もう俺には
時間がないみたいだ

奏多

凛ちゃん
お幸せに

奏多

凛ちゃんノートを

あの場所に

ノートを ノートを 、、、、、

奏多
奏多
奏多ぁーーー!!!

また奏多の夢を見て起きた それは今度こそ 別れのような 奏多の声が聞こえなく なっていくような

不思議な夢だった

はっ!と机のメモを見た

寝ぼけた凛さんへ 女子会におじゃまして すみまてーん(笑) おじゃましました! 広瀬

そうだ!私あのまま
寝ちゃったんだった💦

凛さんごめん! 私もお先に失礼します! おじゃましました。 あの話はまた今度。 円香

結局円香さんには
言えないまま、、、

にしても、あのお酒
なんだったんだろ💦
頭痛ーい!!!

今日はお休みだし
もう1回寝ようっと

人は不思議と夢の内容を 忘れてしまう

その瞬間は鮮明に覚えている 大切な夢さえも

そしてもう一度その夢の 続きを見ようとしても それは出来ないそうだ

奏多あの時 私があのノートに 気づいていたら あなたは私と 結婚していたのかな

少しだけ違う未来が あったのかな

奏多(職場)

立花さん
お休みの日に
お電話してしまい
すみません💦

私は職場の松永奏多君からの 着信で目を覚ました

ううん。
ふわぁー
ごめんね
まだふわふわしてて

奏多(職場)

あ!
また寝てたんですね(笑)
あに、、、
職場の先輩の言う通りだ

うん??
あぁ広瀬君??
またあの人変な噂
たててるんでしょ(笑)

で、今日はどうしたの??

奏多(職場)

それが立花さんに
教えてもらいたい
というか
連れて行ってもらいたい
ところがあって

連れて行って
もらいたいところ??

お休みの日は
いいんだけど
もう夕方だよ??

奏多(職場)

はい!遅くなって
すみません💦
でも今日行きたくて

奏多(職場)

新しいテーマを
上司にOKしてもらったの
ですが
自分にはそんなとこ
思い浮かばなくて、、、

上司って、、、
松永君もう
企画任されたの!?
私なにも聞いてなかった

ごめんね💦
それなら早く行かなきゃ!

私は雑誌のルポライター 兼インフルエンサー として働いている

なので取材のテーマによっては 自分の体験や 自分のことを載せたりもする

奏多(職場)

それが
まずひとつ
立花さんに謝らないと
いけなくて💦

うん??どした??

奏多(職場)

立花さんに直接
聞くべきだったのですが
機会がなくて、、、

奏多(職場)

立花さんに
婚約者さんがいることです

あーあー
そのことなら
謝る必要ないよ

みんな知ってることだし
いずれは松永君にも
伝えないといけなかった
から

奏多(職場)

それでもすみません。

奏多(職場)

それで今回の企画
なのですが
『知りたい!教えて!
先輩花嫁の
プロポーズ秘話』
なんです

奏多(職場)

既婚者はうちの会社
たくさんいるので
皆さんに聞いたのですが
「覚えてない」とか
聞けても遠い場所だった
とかで

奏多(職場)

立花さんならと思っての
お願いです!!!

なるほど。
言いたいことは
分かった

数のデータは取れたけど
実際のプロポーズ場所とか
リアリティーネタが
バンッとひとつほしいと

うーん、そうか
でも私は、、、

断りかけた その時だった

凛ちゃんあの場所に ノートを

奏多の夢の内容を 思い出した

あっ!
ノート!

奏多(職場)

ノート??
立花さん??

あ!ごめん!
私だってそんな
先輩花嫁なんて
エピソードじゃないけど
行ってみよっか

奏多(職場)

本当ですか!?
ありがとうございます!
ではまたあとで

こうして私は ようやく 奏多からのメッセージを 受け取ることになる

奏多、遅くなってごめん 待たせてごめん 気づいてあげられなくてごめん

プロポーズの想い出の場所 夕方の海辺で 私は奏多に 本当のさよならを告げる

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