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目黒side
校舎裏に誰もいなくなったあと
目黒
自分で言った言葉を繰り返す
間違ってはいない
今は引いた方がいい
目黒は壁にもたれて 、ゆっくり息を吐いた
向井の表情が頭に焼き付いてる
怯えてる表情
目黒
そこで確信した
もう 、向井は俺がしたいことに気づいてるのではないか
向井は優しすぎる 、責任感が強い 、
そこが向井にとって1番脆いとこ
目黒
嫌味なんてそんなもんじゃない 、愛おしさ
最近 、向井の周りに人が減っている
偶然ではない
でも 、目黒は何もしていない
ただ 、向井をストーカーするだけ
それだけで 、人は避ける
目黒
向井は生徒会長で 、
立場がある 、噂を大きくしたくないだろう
だから───
次に来るのは 、きっと
目黒はわかっていた
向井は 、自分で解決したいだろう
ひとりで抱え込んで 、誰にも相談しない
そんな心が弱っている時に
俺がいればいい
ただそれだけ
守るため 助けるため
そういえばなにもかも正しい行動になる
好きとか嫌いとか 、そんな話ではない
目黒
目黒
目黒
逃げた"つもり"になれる道を
選択肢があると見せかけて 、
最終的に目黒のもとにもどる
次に会う時は 、
もっと優しく
そして 、向井が頼るしかないと思わせるような
気持ちにさせる
次はきっと 、向井の方から来る
その確信だけが 、心の中にあった