玲奈
まだまだ暑いね
玲奈
修学旅行はこのまま行くと無くなるのかな…
玲奈
修学旅行行って皆で想い出作りたいね
玲奈
修学旅行の話があって
玲奈
ある女の子が朝ちょっと調子が悪くて
玲奈
昔クラスで修学旅行に行く時に
玲奈
朝は様子を観とくことにしたみたい
玲奈
午前中に休んでいた甲斐あって女の子の体調は良くなったので遅れて行く事にした
玲奈
皆はバスで向かってるけど、間に合わないから女の子は電車を使って行く事にした
玲奈
女の子が宿泊先に着いても誰も到着していなかった
玲奈
友人達の携帯に連絡しても返信はない
玲奈
バスが渋滞に巻き込まれて遅れてるのかな?と考えた女の子は部屋で待つ事にした
玲奈
暫くすると部屋のノブを回す音がする
玲奈
鍵をかけてしまったので友人達が入れないと思った女の子はドアを開けようとした
玲奈
すると女の子の電話が鳴って
玲奈
「バスが事故を起こして酷い事になったよ…」
玲奈
「沢山のクラスメートが亡くなってしまった…」
玲奈
「クラスの全員が救急搬送されて、私はやっと病院から開放されたところ…あなたはバスに乗らなくて本当に良かった…あなたは今どこにいるの?」
玲奈
『宿だよ!でも今ドアノブをずっと回している人がいて…友達の誰かかと思ってたんだけど…』
玲奈
「開けちゃ駄目だよ!だってそこには誰も行けないはず…私がそこに行くまで待ってて」
玲奈
女の子はドアに向かって
玲奈
『誰なの?名前を教えて』
玲奈
ドアからは
玲奈
「私だよ!早く開けて!バスに乗ってた皆はバスの事故があって…私もあなたと同じように遅れて来たから助かったの」
玲奈
電話からは
玲奈
「開けちゃ駄目だよ!事故で亡くなったクラスメートがあなたも一緒に連れて行こうとしているのかも…私が行くまで待ってて」
玲奈
その時テレビからニュースが聞こえてきた
玲奈
本日のバス事故では乗車していた全員が死亡
玲奈
クラスメートは家で待機していた女の子を除いて全員が死亡
玲奈
女の子は急いで電話を切って
玲奈
ドアを開けた
玲奈
楽しい修学旅行ができると良いよね