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暗い夜のこと
一つの光に照らされる
月の光
太陽の光
どれでもない
物陰に潜む君を横目に見る
黒い陰の中
その純粋で宝石のように輝く君の瞳が
僕の視線を奪う
君は気づいてない
僕がこの時間に外に出る理由
でも関係ないよね?
僕はその瞳を見るために
君は僕を見るために
でも僕は足りない
もっとその瞳を見ていたい
そんな欲求に負けて僕は君に声をかける
「…え?」
と間抜けな声を出す君
どこまで純粋なのだろう
僕を真っ直ぐ見つめるその瞳が
僕の欲求を高めてしまう
僕は君に問いかけた
「僕の傍に居たい?」
君は宝石のような瞳を輝かせて言う
「居たい!」
僕は君に笑いかける
「良かった♡」
そう言い僕は君の胸に刃を刺した
暗い夜道
動かなくなった君を見る
君の宝石のようだった瞳は濁り
輝きを無くしていた
その変わり月の光に照らされて
君から溢れる血液が
ルビーのように輝いていた
「あぁ、やっと手に入れた_♡」
僕は君からの輝きを
君は僕と一緒にいる運命を
僕が見たかった物
君が欲しかった運命
「これからはずーと幸せだね_?♡」
題名:君と僕が欲しかった運命 𝑒𝑛𝑑
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