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桜魔大戦記 〜相対する者へ〜 の ネタバレあり

 

甲斐田

……へ?

楽ノ神

なんだ?戻りたく無いのか?

甲斐田

いや、戻りたいですけど…

楽ノ神

見た所、薬は出来てそうだな

甲斐田

ぁ、え、あ…はい

楽ノ神

たが、その薬じゃ安定した場所に移動はできないだろう

楽ノ神

その薬に私の力を混ぜてやろう

甲斐田

え''ッ、

甲斐田

いいんですか、そんな事…

楽ノ神

あぁ、弦月の友人だからな!

甲斐田

(好かれてんなぁ…)

楽ノ神

取り敢えず、薬がある場所まで連れてってくれんか?

甲斐田

あ、了解です

 

研究所_。

 

甲斐田

えっと…これですね。

楽ノ神

ほぉ〜…これか

  

…おい甲斐田、誰と喋ってんだ?

甲斐田

ぁ……さーせん、独り言です

  

ちッ…しっかりしてくれ、うるさいんだ

甲斐田

はい…。

楽ノ神

楽ノ神

《念話で話すか?》

甲斐田

《ありがとうございます…》

楽ノ神

《大変そうだな、実に面白い》

甲斐田

《面白くは無いですけどね…》

楽ノ神

《……人生が面白い人間と面白くない人間には違いがあってな》

甲斐田

《…?》

楽ノ神

《それは、人を別の視点で見れるかどうかだ》

甲斐田

《は、はぁ……》

楽ノ神

《なぜ相手がその様な発言を取ったのか、行動をしたのか》

楽ノ神

《一度考えてみたらどうだ?》

甲斐田

《ッ………》

甲斐田

《…》

楽ノ神

《……例えば、お前の弟子や、師匠のような人間達の事だな》

甲斐田

《ッッッ…!!》

甲斐田

《……考えてわかりませんよ》

楽ノ神

《……そうか、悪かったな》

楽ノ神

《それじゃあ貸してくれ、俺の力を込める》

甲斐田

《分かりました》

 

 ピカッッ!!!

甲斐田

ッ…!

楽ノ神

《完成だ》

楽ノ神

《ほら、飲め》

甲斐田

《流石にここでは無理ですよ?!》

楽ノ神

《はっはっは笑、やはり貴殿は面白いな!》

楽ノ神

《確かにここでは無理だな、少し離れるか》

甲斐田

《そうっすね》

 

廊下_

楽ノ神

《うむ、誰もいないな!》

甲斐田

ふぅ……

甲斐田

(やっと、やっとここまでこれたんだ!)

甲斐田

…ゴクッ!

楽ノ神

《…》

パアァッ…✴︎

甲斐田

わッ…?!

一瞬、、 体が浮いた気がした

 

甲斐田

っ…と!

甲斐田

……ここって…

弦月藤次郎

ッ!晴君?!

甲斐田

あ、弦月!

弦月藤次郎

どこ行ってたの?!探したんだから!

甲斐田

ごめんごめん…実験で現世に
飛ばされちゃって…しかも戻れないって言うね!

弦月藤次郎

んもぉ〜…!

弦月藤次郎

楽ノ神様に頼んだからどうにかなったものの……

甲斐田

…!

甲斐田

そっか、あとでお礼言っといてくれ

弦月藤次郎

うん、てか景君にも知らせなきゃっ!

甲斐田

そうだね笑

 

 

 

長尾景

はーるぅー!!!

ギュッ!

甲斐田

ん''ぐッ?!

長尾景

どこ行ってたんだよお前っ!!!

弦月藤次郎

ちょ、景君…力抜いて…

甲斐田

……(昇天)

長尾景

はっ…?!

長尾景

おい!晴!

甲斐田

っは……!

長尾景

はぁ……全く…!!

長尾景

心配かけさせやがってよぉ〜…!!!

長尾景

ッッ………お前まで居なくなって、どうすんだよ…

甲斐田

ッ…!

弦月藤次郎

甲斐田

…居なくなる訳ねぇだろ!

甲斐田

て言うか、職業に関しては長尾の方が危険なんだから…

長尾景

だってぇ〜…

甲斐田

はいはい…

甲斐田

でも、僕が心配かけちゃったのは事実だからね

甲斐田

今度飯でも奢るよ

弦月藤次郎

え、いいの?!

長尾景

お前の財布の中が無くなるまで食ってやるよ!!

甲斐田

それはやめろ?!

長尾景

はははっw冗談だよw

甲斐田

冗談ねぇ……笑

弦月藤次郎

まぁ、折角だしお言葉に甘えちゃおうかな

長尾景

よーし!早速行こーぜ!

弦月藤次郎

ちょっ、景くーん!!

甲斐田

…笑

3人とも

桜魔は平和だよ

ろふまお書きたいやつ書く!

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