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エイプリルフール

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エイプリルフール

1 - エイプリルフール

♥

24

2019年09月02日

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今日は、エイプリルフールだ

友達

なぁ、今日はエイプリルフールだから、今から話す内容は嘘かホントかわかんないやつやろうぜ笑笑

友達

あ、んじゃ俺から!!

友達

俺、実は、嫁がいるんだぜ!

友達

今妊娠5ヶ月なんだぁ

友達

ふ〜ん

友達

まぁこんな感じで話そうぜ笑

友達

うんうん

かずや

うん、

友達

んじゃ次かずやな!

かずや

うん、

かずや

俺は、みんなみたいに器用に嘘はつけないから、ひとり作り話をするよ

友達

は?それじゃ趣旨と違うじゃん

かずや

いや、大丈夫

かずや

絶対退屈にさせないから

友達

お、おう

かずや

僕は目が覚めたら、真っ白の部屋にいた

かずや

どうやってきたのか
わからないまま唖然としてたら

かずや

上?天井からノイズの入った声で何かが聞こえたんだ

謎の声

これから進む道は、人生の道であり、業を歩む道

謎の声

歩く道は決して1つ

謎の声

矛盾のない人生を歩むため

かずや

そう言って聞こえなくなった

かずや

それで、俺の後ろのドアに入ったんだ

かずや

そしたらまた声が聞こえて

謎の声

3つ与えます
ひとつ。右手のテレビを壊すこと
ふたつ。左手の人を殺すこと
みっつ。あなたが死ぬこと

謎の声

ひとつめを選べば、出口に近ずきます。
あなたと左の人は解放されその代わりテレビの彼らは死にます。

謎の声

ふたつめを選べば、出口に近ずきます。
その代わり左手の人の人生は終わりです。

謎の声

みっつめを選べば、左手の人は解放され、おめでとう、
あなたの人生はこれで終わりです。

かずや

めちゃくちゃだった

かずや

誰も助からない

かずや

でも、たくさんの命を犠牲にするより、ひとつの見知らぬ人の命を選ぼうと考えた。

かずや

自分が死ぬってゆう選択もあったがこのまま何も知らず死にたくなかった。

かずや

左手の人は寝袋に入っていた

かずや

その人の隣に斧があった

かずや

それを振りかざして一振

グチャ

かずや

鈍い音がした。

かずや

鍵がまだ開いていなかったからもう一度

グチャ

かずや

そしてもう一度振りかざした時

カチャ

かずや

開く音がした

かずや

部屋を出る時、テレビの餓鬼がこちらをギョロりと見ていた

かずや

気持ち悪いと思い、すぐそこを出た

かずや

で入るとまた

謎の声

3つ与えます
ひとつ。右手の客船を壊す事
ふたつ。右手の寝袋を燃やす事
みっつ。あなたが死ぬ事

謎の声

ひとつめを選べば、出口に近ずきます。あなたと左手の人は解放され、その代わり客船の乗客は死にます。

謎の声

ふたつめを選べば出口に近づきます
その代わり左手の人の人生は終わりです。

謎の声

みっつめを選べば、左手の人は解放され、おめでとう、
あなたの人生は終わりです

かずや

客船はただの模型だった

かずや

この模型を壊すだけで死ぬなんて有り得ない。
でもこの出来事は本当なんだと改めて思った。

かずや

俺は、すぐ寝袋の近くの灯油を寝袋にかけた
それで近くのマッチを擦った

かずや

寝袋は直ぐに火に包まれた。

かずや

鍵があくまで模型をぼぅと見ていた

かずや

2分くらい経った時

カチャ

かずや

鍵が開いた

かずや

次の部屋に入ると、寝袋と地球儀が置いてあった

謎の声

3つ与えます
ひとつ。右手の地球儀を壊す事
ふたつ。左手の人を殺す事
みっつ。あなたが死ぬ事

謎の声

ひとつめをえらべば、出口に近づきます。あなたと左手の人は解放され、その代わり世界のどこかで核が落ちます

謎の声

ふたつめを選べば出口に近ずきます
その代わり左手の人生は終わりです

謎の声

みっつめを選べば、左手の人は解放され、おめでとう、
あなたの人生は終わりです。

かずや

もう、いつもどうり直ぐに寝袋へ行った

かずや

もう、当たり前のようで感覚は完全に麻痺していた。

かずや

銃を手に取り、

バンバンバン、バンバン

カチャ

かずや

ドアは開いていた

かずや

次の部屋に入ると、何も無かった

かずや

思わず自分は、え、と言ってしまった

かずや

あぁやっと出れるのかと思った。

謎の声

最後の問
3人の人間とそれを除いた全世界の人間。そして君。
そして、君
殺すとしたら何を選ぶ?

かずや

自分は黙って今来た道を指さした

かずや

すると

謎の声

おめでとう
君は矛盾なく道を選ぶ事が出来ました

謎の声

人生とは、選択の連続である

謎の声

匿名のせいのために匿名の死がある

謎の声

ひとつの命は地球よりも重くない

謎の声

君はそれを証明した

謎の声

しかし、それは決して命の重さを否定することではない

謎の声

最後に一つ一つのの命がどれだけ重いのかを感じてもらう。

謎の声

出口は開いた

謎の声

おめでとう

謎の声

おめでとう

かずや

そして、もう安堵でフラフラとドアに向かって歩いた

かずや

光の届く眩しい部屋、目が眩みながら進むと、足にコツンと何かが当たった。

かずや

3つの遺影があった

かずや

父と母と弟の遺影が

かずや

これでおしまい

友達

。。。

友達

そんな暗い顔すんなって!!

友達

お前も嘘ついてみろよ!

そう言われて、俺は、口角だけあげた

みんな多分その顔に恐怖を覚えたんだろう

血の気が引いていくのが伝わってくる

かずや

もうついたよ

友達

え、?

かずや

『ひとつ、作り話をするよ』

皆さんはこんな選択をされたら何を選んでましたか?

ほんとにこんな事が起こったら怖いですね。

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