TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで
猫霊

猫霊

「猫霊」のメインビジュアル

1

猫霊

♥

200

2018年09月23日

シェアするシェアする
報告する

優実夏

ねえ、ニュース速報見た?

魅里

見た見た!
怖いよね~。

優実夏

実は、
気になる……っていうか、
最近不思議なこと起こるんだー😓

魅里

えっ?どんなこと?

優実夏

あのさ……。
ちょっと、気味悪いんだけど聞いてくれる?

魅里

いいよいいよ!d(≧∀≦)b
友達だもん!聞いたげる😊

優実夏

ありがと……😂😂
もう、怖くて怖くて夜も眠れなかったから……。

魅里

え、そんなにー!?
大丈夫。聞くよ!

優実夏

あのね、お父さんが最近、猫拾ったの。
真っ白い、綺麗な猫。

魅里

へー(! ゜Д゜!)
良かったじゃん♪
優実夏、猫好きでしょ?

優実夏

そうなんだけど……。
その猫が家に来てから、家族の様子がおかしくって。

優実夏

例えば、
昨日だって夜ご飯全部、魚料理で……。
お父さんとお母さんは、魚は元々好きだったし分からなくもないんだけど、

優実夏

弟が……。

魅里

弟がどうかしたの?

優実夏

弟、魚嫌いなのに、ガッツガッツ食べてて……。
おかしいの。

魅里

そっか……。
そういえば、弟君、
魚嫌いだって言ってたもんね。

優実夏

そうなの。

魅里

で、他には?

優実夏

他には……、
お母さんが、蛇をぶったぎってた。

魅里

え……?

魅里

どういうこと?

優実夏

お母さんがね、蛇捕まえてきたの。
そして、その白い猫がにゃーンって鳴いた瞬間……。

優実夏

蛇を包丁で刺した。

魅里

やばっ!それ、マジやばいやつだよ!

優実夏

でしょ!?

魅里

警察に電話したら?

優実夏

でも……。それほどのことでもないかなって。

優実夏

ただ、怖いだけ。

魅里

うーん……😕
でも……。

優実夏

ううん、大丈夫!
魅里に話聞いてもらって、ちょっとスッキリした!
ありがとう😊😊

魅里

うん(^^)

一週間後

魅里

ねえねえ、優実夏!
嬉しいお知らせ😆

優実夏

どうしたの?

魅里

お母さんが、猫拾ってきた!

優実夏

え……

魅里

真っ黒い猫と、真っ白い猫でね、双子っぽいの!

優実夏

嘘……

魅里

どしたの😶?

優実夏

その白い猫、首輪つけてるでしょ

魅里

え?ちょっと調べる。

魅里

ホントだ。着けてた。でも、なんで?

優実夏

で、真っ黒い猫には尻尾にリングつけてる!

魅里

うん…。そうだけど?

優実夏

逃げて!!

魅里

え?

優実夏

いいから!!!

魅里

いや、だから何で。

優実夏

いいの!!逃げてよ!!

魅里

だから、
どうしたのって言ってんの。

優実夏

逃げて!!!!

魅里

……、分かった。

数分後

魅里

とりあえず、△△公園にいるよ。どうしたの?

優実夏

その猫に捕まったら駄目。

魅里

え?なんで。

優実夏

アイツ……今度は魅里を狙ってると思うから。

魅里

ねえ、どういうこと?

優実夏

あ、ごめん。
この前、私、猫の話したでしょ?

魅里

うん。したね。

魅里

それがどうかした?

優実夏

実は、私、その猫に殺された。

魅里

はっ!?なにいってんの!?

優実夏

家族も、みんな殺られた。

魅里

だから、どういうことよ!

優実夏

アイツは、殺人霊なの。

優実夏

過去に私、猫二匹を殺しちゃったことがあって、、

魅里

嘘!信じらんない!
優実夏が猫を!?

優実夏

そうなの。

優実夏

悪ふざけで、猫に石を投げた。

優実夏

白い、大きい猫がいて、その猫の背中に、黒い、小さい猫がいた。

優実夏

黒い猫は怯えてて、白い猫は唸ってた。

優実夏

私は、黒い猫を殺したくなって、石を投げまくったけど、全部白い猫が受けた。

優実夏

黒い猫を、白い猫は、庇ってた。

優実夏

たぶん、親子だったんだろうなあ。

優実夏

それで、私はイラついて、近くにあった棒をぶん回して、猫二匹に当てた。

優実夏

猫達は、すぐさま死んだ。

魅里

嘘だ……、嘘、嘘!

魅里

信じらんない!!

優実夏

でも、本当なの!

魅里

じゃあ、優実夏は、その猫達の呪い?で死んだってことなの?

優実夏

まあ、そうなるね。

魅里

でも、じゃあなんで今私は、こうして優実夏とトークしてるの?

優実夏

それは……。

魅里

教えて。

魅里

正直に。

優実夏

分かった。

優実夏

教える。

優実夏

正直に……

優実夏

実は

ニャーン

魅里

優実夏

え?

優実夏

どうしたの?

魅里

やば、

魅里

猫が

魅里

追ってくる

優実夏

優実夏

魅里?

優実夏

ねえ、

優実夏

魅里!!

優実夏

嘘……

優実夏

嫌だ

優実夏

嫌だよ魅里……

優実夏

私……

優実夏

私……

優実夏

魅里まで失いたくないよ……

優実夏

私、魅里まで殺したくなかったのに

この作品はいかがでしたか?

200

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚