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美鈴
こ、こんにちは。
紀人斗
うっす。
しかし、なかなか会話が、続きません。
美鈴
(あぁ、やっぱり私ってだめだ。緊張して、上手く会話できない)
紀人斗
(何でこんな、冷たい返事しか出来ないんだろ。俺。)
二人とも両思いだから、変に緊張してしまうんでしょう。
美鈴
(なんか、話題考えて私！うーん......あっ！)
美鈴
そういえば、紀人斗君って、サッカー、やってるよね？
紀人斗
そうだけど、何？
美鈴
どんなの出来るの？
紀人斗
別に....普通。
紀人斗
(あぁ！なんなんだよ！俺のこの冷たい返事は！)
美鈴
あっ..なんか、ごめんなさい。
紀人斗
..........
紀人斗
(あっこれ完全に嫌われた。)
次の日
美鈴
(私完全に嫌われてるな......)
美鈴
(下手に話さない方がいいのかな？)
紀人斗
(何かいい話題ないかな。あっそうだ)
紀人斗
お前吹奏楽やってるよな？
美鈴
は、はい。やってます。
紀人斗
なにやってんの？
美鈴
......チューバです。
紀人斗
へー。すごいな。
美鈴
あ、ありがとうございます。
紀人斗
お前ってさ。
美鈴
はい？
紀人斗
好きなやついる？
美鈴
(どう返そう、正直に言ったほうが、いいよね。)
美鈴
います。
美鈴
紀人斗君は？
紀人斗
いる。
美鈴
(やっぱりいるよね......)
紀人斗
好きなやつって、お前だから。
美鈴
えっ？
紀人斗
だから！俺の好きな人はお前なの！
美鈴
冗談でしょ？
紀人斗
本当。
紀人斗
美鈴。
紀人斗
俺は美鈴のことが好きです。俺と付き合ってください。
美鈴
泣きそう
紀人斗
何で！？
美鈴
嬉しいから。
美鈴
紀人斗君。
美鈴
私も紀人斗君のことが好きです。だめな私をよろしくお願いいたします。
こうして、二人は恋人になり、将来結婚するのでした。
美紀
それってママとパパみたい！
美鈴
あっ、わかっちった？
美紀
えっ？ママとパパなの！？
美鈴
そうよ。パパが、結婚してほしいって、言われたときは、夢かと思ったもん。
美紀
そうだったんだ。
美紀
ママって、パパのこと好き？
美鈴
えぇ、大好き！！
紀人斗
ただいま～
美鈴
あっ、パパ帰ってきたよ。
美紀
パパ～、あのね、ママがね～......
美鈴
紀人斗君、私を好きになってくれて、
美鈴
ありがとう！
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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