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僕には幽霊が見える。
小さい僕はお化けが怖い。
でも
お化けが見えても
お化けは僕を どうこうしない。
でもでも
やっぱり怖いからさ
お母さんに悪いけど お化けを追い払って もらってるんだ。
そして今日も...
拓斗
拓斗
幽霊
だけど
いつまでたっても お母さんはいつものように
来てくれない。
追い払ってくれない。
拓斗
拓斗
すると
僕の部屋のドアが 開いた。
僕はパァァァっと 顔を輝かせた。
だけど
拓斗
拓斗
入ってきたのは お母さんではなかった。
暗くてもよく見える
真っ赤なお化けだった。
片手にはなにか光るものが 握られている。
拓斗
拓斗
真っ赤なお化けは
真っ赤なお化け
と不気味に笑った。
その瞬間
僕の視界は真っ赤に染まった
真っ赤なお化けの正体
お母さんと拓斗くんを 殺した
殺人鬼。
拓斗くんはまだ小さいから
殺人犯がお化けに 見えたんだろうね。
真っ赤なお化け