出席番号順に答案が返されていく
教室が次第にざわつく
俺は彼女が燥ぎに来るのを待つ
古典の点数を見ては
緩む口元を抑えていた
榊 美 月
梶 原 湊
榊 美 月
榊 美 月
梶 原 湊
榊 美 月
嬉しそうにぴょんぴょん飛び跳ねる彼女
揺れる髪が余りにも綺麗で
何時も彼女には見惚れてしまう
榊 美 月
梶 原 湊
梶 原 湊
榊 美 月
奇跡的な赤点回避に教師は 詰まらなそうな安心した様な顔をした
榊 美 月
梶 原 湊
榊 美 月
梶 原 湊
榊 美 月
梶 原 湊
榊 美 月
梶 原 湊
梶 原 湊
榊 美 月
梶 原 湊
榊 美 月
梶 原 湊
榊 美 月
一昔前、失恋した日だっただろうか
静かな波音を聴きに行ったことがあった
梶 原 湊
榊 美 月
彼女の瞳は矢張り綺麗だった
何かに恋焦がれている様な そんな瞳にすら見えた
梶 原 湊
榊 美 月
梶 原 湊
榊 美 月
榊 美 月
別れ際、彼女は白く細い手を 俺に向けてひらりと振った
コメント
2件
ひさびさでも変わらずだいすき 灯台ってあれですか!サムネの綺麗なあれ!!( は 芹ちゃんと似合わないんじゃなくて美月ちゃんとお似合いなんだよなぁ()