ごめん
貴方
ごめん
それは、貴方が言った 最後のセリフ
私
何で?何でよ!
私は言う
貴方
他に好きな人が出来た
私
なら、もういいよ
ぐさ
私は彼を刺してしまった
ここから、逃げなきゃ
私
あ。あ
貴方
俺はお前.....を
ゆるさ...ない
ゆるさ...ない
彼は最後にそう言った
私
何言ってんの?
私
死んだんだから
もういいじゃん
もういいじゃん
あれから 数年後
新しい彼氏が出来た
彼氏にそのことを 話したけれど
新彼
そんなことないよ笑
と、心配してくれない
警察はまだ 捜査をしている
私
だ、だよね笑
新彼
あはは
その夜
彼を
殺した
私
ごめんね
私
料理に毒を持ったの
その時
私に恐怖は感じなかったの
感じられなかったの
新彼
な、何を
私
さよなら
私
私は
私を信じてくれる人が
好きなの
それを言って
また、歩いた
それから
一年に一回
人を殺した
一人だけ
殺せなかった年があった
逃げられたの
私
て言う事があったの
今の彼氏
へぇー、信じるよ
今の彼氏は信じてくれた
今の彼氏
特に、毒で殺した
今の彼氏
いい考え
私
ほんと?でしょ
この彼氏なら
私を幸せにしてくれる
寝ていて
気づいたらそこは
私
寝てた?
縛られてる
今の彼氏
起きた?
私
な、何⁉︎
今の彼氏
君さ、一回だけ
殺せなかったんだよね
殺せなかったんだよね
私
う、うん
今の彼氏
それは
俺だよ
私
え?嘘
今の彼氏
ほんとだよ
今の彼氏
お前に復讐するため
今の彼氏
警察にも言わずに
準備した
準備した
ぐさ
私
あ、あ
ドクドク血が流れる.......
今の彼氏
すぐに死にはしない
今の彼氏
痛めつけたいからね笑
私
う、あ
私は苦しんで死ぬんだ
私
さよなら
私の口癖になっていた言葉
それは
最後の 一言だ







