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オレは何がしたかったんだ？
分かっても今更遅い
………裏切りは許さない
誰一人
青柳冬弥
ここまで来れば……
青柳冬弥
彰人も大人しくしてくれているしな…
バサ……
天馬司
何をやっているんだ？冬弥？
青柳冬弥
司様……どうしてここに…
天馬司
嗚呼、彰人が教えてくれた
青柳冬弥
彰人……が……？
天馬司
そのフリも止めていいぞ
青柳冬弥
フリ……
東雲彰人
ぅ……すまねぇ…冬弥…
天馬司
さあ、どうするんだ？
青柳冬弥
この……っ！
天馬司
類を返せば見逃してやる、どうする？
神代類
…………
天馬司
ほら、類、帰ろう
青柳冬弥
分かりました、……類は渡します
天馬司
……揺さぶっておいて正解だったな
天馬司
オレの国には裏切者は要らない、冬弥、この国から出ていくと良い
青柳冬弥
…………………はい
天馬司
彰人、護衛を頼む
東雲彰人
ああ、分かりました、司様
天馬司
類も今回のことは不問にする、今日は身体を綺麗に洗おうな
神代類
…………
浴室にて
天馬司
………類、大丈夫か？
神代類
はい…
天馬司
少し怖いだろうが、過ぎれば簡単だ
天馬司
……彰人が味見をしていたみたいだが、痕も付いてはいないしまあいいだろう
神代類
くすぐったかったです……
天馬司
身体も洗った事だし早く出よう、今夜、しっかり食べてやるからな
神代類
そう…ですか……
神代類
…………
怖い……
天馬司
大丈夫だぞ、心配するな
怖い、怖い……
天馬司
少し痛むだけだからな
やだ、……気持ち悪い
天馬司
は…ははっ……こら、暴れるな…
天馬司
……手元が狂う…
天馬司
一瞬で終わらせるから……な？…
神代類
僕は……食べ物…ですか？
天馬司
勿論だ……
天馬司
腐らせないように…彰人にも……手伝って貰おう…
天馬司
だから暴れないで、黙っていてくれ……
グ…………
神代類
っあ、ぉ…なか……
神代類
イヤ！！アア”あ”ぁ”！！！！！！
神代類
ゴホッ…ガ！ゲホ！！
神代類
あ…うう”！
神代類
た……助け…っ、いた…痛い！！
天馬司
……一滴も零さず飲み干してやるからな
神代類
ゃ…、…オ……オ”エ”…っ！！
神代類
ぁ……ぅ…く……
天馬司
……全部食べてやるから、安心して逝ってくれ
神代類
………
天馬司
おやすみ、類
天馬司
………出てきていいぞ、彰人
東雲彰人
はぁ…、本当に食べるんですか？
東雲彰人
結構ありますよ…？それに一人で、と、言ってませんでしたっけ
天馬司
気が変わった、そもそもお前が味見したのが悪いからな
東雲彰人
すんません……
天馬司
焼いて何も付けずに食べた方がいいよな？
東雲彰人
そうですね、……用意してきます
天馬司
解体しているから、もし用意出来たら声を掛けてくれ
東雲彰人
はい
天馬司
……と、お腹から割ってしまったから、ここから綺麗に身体をバラさないとな
天馬司
前頭葉が一番美味いんだったか…？
天馬司
まあいい、……あとは彰人に任せよう
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