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狐宮弥生
「風化と終点」
風夜時雨
神与響月
狐宮弥生
この前の記憶と神の暴走...
狐宮弥生
なんだったんだ...
狐宮弥生
おかしい、世界が
狐宮弥生
まさか──────
その時、世界が止まったような気がした
でも、数秒後には
山が、木が吹き飛んでいた
狐宮弥生
は...？
狐宮弥生
あの子たちが、危ない
山をおりて、辿り着いた先には
狐宮弥生
なんだよ、これ？？
辺りは荒れ まもられたものたちが
にげまどっていた
狐宮弥生
...時雨、響月っ！
風夜時雨
響月、そっちは無事か？！
神与響月
うん、なんとか！！
狐宮弥生
時雨、響月！
風夜時雨
弥生！
神与響月
弥生ちゃん！
狐宮弥生
何があったんだ？！
風夜時雨
わかんねぇ、急に地面から衝撃波が飛んできて
神与響月
街が吹き飛んだの！
狐宮弥生
...神の、改変だ
風夜時雨
どういうことだよ？！
神与響月
...もしかして、それって
神与響月
おばあちゃんが言ってた...！
神与響月
「神々は信仰を失い、忘れ去られた時」
神与響月
「世界を破壊し、新たな信仰者をつのるべく 風神 雷神 岩神 水神 炎神 氷神 草神の7柱が 揃い動く」
狐宮弥生
響月の家系どうなってんだ、それを知ってるなんて
狐宮弥生
まぁなんでもいい、今言った通り、神々は今、世界改変の1歩を踏み出そうとしてる！
狐宮弥生
それに多分、風神を封印したせいでお怒りだろうね！
風夜時雨
んまぁとにかく、これは神々の仕業...って
地鳴りがした
すごく
大きな
風夜時雨
なんだよコレ、地面が浮き上がって...？！
神与響月
にげて！
狐宮弥生
...一般人は、ここにいないね
風夜時雨
あぁ、俺らだけだ
狐宮弥生
なら話ははやい
狐宮弥生
とりあえず、
狐宮弥生
あそこの「岩神 ルッカ・ハーツ」でも倒すかい？
風夜時雨
は？何言って...
神与響月
もしかして、あの岩に乗った人が？！
狐宮弥生
あぁ、岩神だろうね
狐宮弥生
少なくとも僕の記憶は、そうだった
狐宮弥生
時雨、響月
狐宮弥生
いくよ
神与響月
まかせて
風夜時雨
神相手でも、やる気だな
狐宮弥生
んまぁ、やらなきゃやられるだけさ
狐宮弥生
準備万端だ、いこう
狐宮弥生
あいつもそうヤワじゃないからね
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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