大西流星side
雅(流星)
瑞稀くん。だったら、
はしもっちゃんの
仲良くして欲しい
はしもっちゃんの
仲良くして欲しい
瑞稀
え?
瑞稀
でも、俺お前のこと、、、
雅(流星)
信じてくれなくていいよ
雅(流星)
ただはしもっちゃんが
1人になるのが嫌やねん
1人になるのが嫌やねん
涼
、、、雅
心配そうに見てきた
雅(流星)
私は大丈夫やで
雅(流星)
それに、、、瑞稀くんの事は
嫌いやないから
嫌いやないから
雅(流星)
いい人やから
信じられるんや
信じられるんや
涼
、、、ありがとな
はしもっちゃんは嬉しそうやった
これでよかったんや
雅(流星)
じゃあ、帰ろっか
俺が背を向けた途端
瑞稀
ちょっと待った!!(大声
瑞稀くんが俺の前に立った
雅(流星)
どうしたん?
瑞稀
、、、俺、分からなかった。
りとかん達や
はしもっちゃんが
雅を信じる理由
りとかん達や
はしもっちゃんが
雅を信じる理由
瑞稀くんは真っ直ぐ俺を見た
瑞稀
でも、
お前とはしもっちゃんと
真剣に話してみて
ようやく分かった
お前とはしもっちゃんと
真剣に話してみて
ようやく分かった
瑞稀くんは真剣な表情をしていた
瑞稀
お前はいい奴だ
瑞稀
仲間を大切にできる、
信じられる奴だって
気づいた
信じられる奴だって
気づいた
雅(流星)
え?
瑞稀
はしもっちゃんを
疑ってない。
心の底から信じてる
疑ってない。
心の底から信じてる
信じている?
瑞稀
俺たちアイドルってさ、
『信じる力』が
失われやすいんだよ
『信じる力』が
失われやすいんだよ
瑞稀
気づいたら俺も、
はしもっちゃん
以外の人を本気で
信じられなくなってた
はしもっちゃん
以外の人を本気で
信じられなくなってた
涼
瑞稀、、、
瑞稀
でも、雅にはちゃんと人を
『信じる力』がある
『信じる力』がある
瑞稀
そして、人を
『支える力』もある
『支える力』もある
瑞稀
俺は雅が羨ましいよ
雅(流星)
羨ましい?
羨ましい要素なんてあるんかな、、、
瑞稀
俺、優斗に
「はしもっちゃんの事は
無視しろ」って
命令されてその通りに
してたけど、やっぱ仲間を
失うのが1番辛いって
気づいた
「はしもっちゃんの事は
無視しろ」って
命令されてその通りに
してたけど、やっぱ仲間を
失うのが1番辛いって
気づいた
瑞稀
だから、雅は
すごい奴なんだよ!
すごい奴なんだよ!
瑞稀
仲間を絶対に見捨てない。
そんな奴だって
分かったんだ
そんな奴だって
分かったんだ
雅(流星)
そっか、、、
雅(流星)
そう言われたのは
初めてやなぁ
初めてやなぁ
なんか、嬉しいな
瑞稀
そうなのか、『流星』
雅(流星)
うん、そう、、、って
バレてる!?
バレてる!?
涼
ヤバい、
俺がうっかりして、、、
俺がうっかりして、、、
はしもっちゃん!!
瑞稀
はしもっちゃんじゃないよ
瑞稀
お前と真剣に話してみて
分かったんだ
分かったんだ
瑞稀
ほんとは男だって
流星
、、、俺って
分かりやすいんやな
分かりやすいんやな
俺はウィッグを取った
瑞稀
演技は上手いけど、
気を抜くと一瞬でバレるぞ
気を抜くと一瞬でバレるぞ
気をつけます!!
瑞稀
で、なんで女装してるのか
教えてくれ
教えてくれ
瑞稀
俺も、、、
はしもっちゃんと一緒で、
流星のこと守りたいから
はしもっちゃんと一緒で、
流星のこと守りたいから