健一
やめろぉ
健一
ぃ、痛い
健一
痛いぃ
健一
ぐるじぃ
健一
もうどうにかなりそうだ
矢上
簡単には、殺さないよ。ふふ
健一
くそぉ、ごめんな成美。先にいくよ。
グチュッ
矢上
こ、こいつ、自分の舌を噛みやがった。
矢上
くそっ。もういい、成美のところにいくか。
成美
やめて、来ないで。
成美
健一をどうしたの!?
矢上
あぁ、あいつなら死んだよ
矢上
成美、俺の彼女になれ。
矢上
そうすれば何もしない。
成美
本当に?
矢上
あぁ、こっちへ来い。
矢上
そうだそれでいいんだ
突然成美が英二の首を掴んだ。
矢上
うぇ、な、に、するんだ
成美
あーあ、せっかく健一を殺す計画を立ててたのになー
成美
英二を殺すはめになるとわ。
矢上
お、お前。成美じゃない
矢上
おんなに、こんな、力はないはずだ
成美
あたり、僕はA、健一と仲が良かった成美を見つけたから殺して、整形して成美として生きて来たんだ。
成美
だから、みんな気づかなかった。成美は一人暮らしをしてたからね。
成美
そろそろバレる前に何かしようと思って、健一に近づいて付き合ってたんだ。
矢上
じゃあ何で俺を殺すんだ...
成美
誰か殺したくて仕方がないんだよね。
成美
おしゃべりが過ぎたね。
成美
君が持ってた鉄パイプ借りるねー
パキュン!
A
あれれ?割れちゃった。じゃあ、矢上英二として頑張ってみるよ。
A
ありがとう。英二君。
矢上