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夜。LINEの通知が、また鳴った。
紗奈
既読1
画面に映る文字は短いけれど、重みがある。
クラス全員が息を呑む。
美咲
数秒後、紗奈が続ける。
紗奈
既読1
画面に文字が浮かぶ瞬間、胸がざわつき、全員の手が震える。
健太
大翔
クラス全員の記憶が、一気にフラッシュバックする。
・教室の隅で、笑われ、叩かれ、泣きそうになっていた紗奈 ・誰も助けようとしなかったこと ・半年前のあの授業で、見て見ぬふりをしていた自分たち
優奈
紗奈のメッセージはさらに続く。
紗奈
既読1
紗奈
既読1
その一言で、グループの空気は一瞬で重く沈む。
背後から冷たい視線を感じるような感覚。
画面越しの文字なのに、全員が自分を責めずにはいられない。
美咲
クラスLINEに、もう誰もメッセージは打てない。
紗奈の言葉が、心に刺さりすぎて、指先が動かない。
画面の向こうで、紗奈は笑ってはいない
でも、LINEの文字1つ1つが、胸に突き刺さる。
・事故ではなく自殺 ・主人公たちの「見て見ぬふり」が、彼女を死に追いやった ・今、その罪悪感をLINE越しに突きつけている