しばらく泣いた後、洋服を片付けようとしたら
○○
あ...服、考えてくれてたんだ...
帰る前にコーデを選んでくれていた。
ありがとう、大ちゃん。
○○
...直接言いたかったなぁ
プルルルル プルルルル
○○
ん、謙社くん...
○○
ん...もしもし、?
長尾
あ、もしもし!謙社です!
○○
うん、知ってるw
長尾
え、今笑った!?見たかったな~!
○○
見られないでよかったよw
○○
それで、どうしたの?
長尾
あ、そうそう
長尾
明日なんやけど、っ時間どうしよっかなぁ思って、
○○
あぁ。
長尾
何時ぐらいならいける?
○○
全然いつでもいいんだけど、
長尾
じゃあー...
ほとんど謙社くんが提案したの通りに計画が進んでいった。
10時ぐらいからで、もしかしたら謙社くんの友達を呼ぶかもしれない事。
男の人、だよね...。
長尾
、じゃこんな感じで!
○○
うん。ほとんど決めてもらってごめんね💦
長尾
ええんやって!
長尾
ほんじゃそろそろここらで、
○○
うん。
○○
ばいばい。
長尾
ばいばーい
電話を切り、布団に仰向けになる。
○○
明日、かぁ。
大ちゃんからのこともあり少し不安ではあるが相手は謙社くんだ。
大丈夫。
しかも、不安より、楽しみの方が大きい。
きっとこんなにワクワクしているのは中学2年以来だ。
そして私はこのまま眠りについてしまった。
まさか明日、あんなことが起きるとは知らず。
No,14